当たり前

 
 
今年に入って練習中に感謝されることが増えた気がする。
 

「ありがとう」
 

それは私の一番好きな言葉。
何事にも素直に感謝できる人は素敵だと思う。
 

だけど、練習中にその言葉を聞くのはあまり好きではない。
 

今年はTSが圧倒的に少ない。
だからチームにとってTSは貴重で有り難い存在なのだろう。
 

ありがとうの反対語は「当たり前」と言われる。
 

メニューを始めようと思った時に、そこにボールがある。
喉が渇いた時に、そこにボトルがある。
私にとってそれは当たり前のことだ。
 

練習中、良いシュートを打ったATが、良いディフェンスをしたLGが、「ありがとう」と言われるだろうか?
 

MGというポジションからチームを支えているだけのこと。全員がそれぞれの角度から考え続け、働き掛ければ、チームは必ず強くなる。

 
毎日の練習でチームを最大限強くするためにMGとしてできることはいくらでもある。
そして、MGにしかできないこともたくさんある。
 

今日もポジ別のメニュー回しでミスをした。
そんな些細なことでもチームの雰囲気は崩れてしまうものだ。
当たり前のことを当たり前にこなすのは意外と難しい。
だからこそ私だって選手がプレーを磨くように、上手くなりたいと思う。
 

その日その日の練習が何事もなくスムーズに終われば、きっと私の役目は果たせている。
 

選手がプレーだけに集中できる環境を作りたい。
感謝する暇もないほど目の前のラクロスに集中してほしい。
 

当たり前を作る。それが私の表現。
 
 
2年MG 牧田沙和

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