圧倒的な姿

 
ラクロスを通して自分が表現したいこと、それは1つしかない。
 

「圧倒的な姿」を表現したい。
 
 

 
これは、16年間の部活生活において常に自分の中で掲げ続けてきた目標である。野球部で過ごした12年間は、自分が打たれなければチームは負けないという言葉を胸に、どんな強打者でも三振に抑えられる投手になることを目標に努力を重ねてきた。

 
 
そして大学から始めたラクロスにおいても圧倒的な存在になることを目標にシュートとダッジを極め続けてきた。けど、3年までの自分の実力では全然相手を圧倒できなかった。
 
 
1on1は絶対抜ける自信がある、けどホットに飛ばれたら点を取れない、そんな選手で相手を圧倒できるはずがない。
 

最終学年になった今年、改めてどういう選手が圧倒的な存在であるといえるのか考え直してみることにした。
 

そしてどんな能力を身につければいいのか結論を出した。それは2つある。1つは、ホットに飛ばれてもフィードを的確に出せる能力。もう1つは、ホットに飛ばれても点を取りきれる能力。
 

この2つの能力を身につけてどう頑張っても止められないプレイヤーになると意気込んでいた矢先、コロナで練習ができないという想定外の事態に陥った。本当に悔しくて悔しくて仕方なかった。
 
 
「なんで俺らの代に限ってこうなんの」
 
 

何回この言葉が頭をよぎっただろうか。
 
 

嘆いていても仕方がない、切り替えなければいけない、そう頭ではわかっていてもなかなか行動に移す気力が湧かない。
 

ただただ悔しかった、、
 
 
それでも切り替えて前に進むことができたのは、やはり同期の存在が大きかったと思う。同期とラクロスの話をしていると自然とやる気が漲ってくる自分がいる。ワクワクしてくる自分がいる。
 

「この同期そして後輩たちと最高のラクロスを作り上げて学生日本一をとる」
 
練習できなくなって薄れかけていたこの想いを再確認することができた。
 

今やらなければ後悔する。
 

そう心から思った。また、こういう自主性が求められる時こそ、自分の努力次第でライバルと1番差をつけられるチャンスだとも思った。
 

コロナ期間、誰よりも坂を走り、フットワークをやったと胸を張って言えるくらい目標に向かって取り組んだ自信がある。
 

近くの河川敷でシュートも死ぬほど打った。
 

そしてチーム練が再開し、最後の特別大会に向けてチームメンバーと切磋琢磨している今の自分は、3年までの自分よりもはるかに成長し、相手を圧倒できる自信に満ち溢れている。
 
 

どんなDFでもかかってこい。全部点に結びつけてやる。
 
 

本気でこう思ってるし、やれると思ってる。
だが、現状に1ミリたりとも満足しているわけではない。もっともっと成長しなければならない。
 
引退までのあと2ヶ月間、はるかに上のレベルに成長していくために毎日努力を続け、ファイナルで圧倒的な姿を表現する。高い理想を持って常に上を目指して成長していく自分の姿をこの部活で表現しきり、後輩の刺激にもなれればと思っている。
 
そのための努力は決して欠かさない。
 
そして俺は1度やると決めたことは最後までやり抜く人でありたい。
圧倒的な選手になるという今年掲げた目標に向かって、これから先どんな困難があっても最後まで走り続けてファイナルでその姿を必ず表現する。
 
   
もう1つやると決めて実現できてないことがある。それは、、、、
 
 

学生日本一になること。
 
 
学生日本一になりたい、だからこの部活に入った。他地区と戦うことは叶わないけど、今年の特別大会で必ず優勝して、一片の悔いも残すことなくこの部活を引退する。
必ずやり遂げる。
 
 
 
4年MF #2 間野弘暉

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