想い

 
学生日本一になりたい。学生コーチになる選択もそうだし、そう思ってやってきたから、学生日本一になるしかないです。なるしかない。自分にも周りにも応えたいです。
 
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学生コーチのことについて話しても仕方ないんですが、すごく奥が深いです。「学生」であり「コーチ」であるって難しい。ラクロス的にも人間的にも、色んな良いも悪いも知っていないといけない。言葉の端に滲むもの、表情、そうした機微に敏感で、目の前の何かを変えたい、形作りたい時に、適した彫刻刀をもって適した使い方ができないと。一人一人にも、全体にもよく目を向け、自分の人間力が試される。その結果芽吹いた瞬間とか実った瞬間とかはすごく嬉しいです。半年前を考えれば、自分も随分と変わったなって思います。
 
ただ、そうした成長とか楽しいとかって、それが第一に来てしまった瞬間に形骸化してしまう。学生日本一になれなければ、本当の意味はない。やっぱり、勝つしかないんです。
 
初めに描いたのとは形は違えど、俺自身が掴んでみせます。1年の時から、その時々で自分は色々経験をしてきたなと思います。少し成功して、沢山失敗して。そうした経験、考え、全て還元する。自分の存在意義がなくなる時が、最大の存在意義なんです。「どうなりたいか」は、「どう終わりたいか」にすごく近いです。
 
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ただ漠然とあぁこれは心残りだと思うだろうなってものに背番号があります。15は、フィールドを駆け回って勝利に奔走していたかった。先人たちから受け継がれた偉大な番号に、頂いた時の言葉に続けなかったなってのは俺の中では大きいです。
 
この他者との繋がりってのは、俺のもう一つの原動力でもあります。今までもカッコいい先輩達の存在は大きかったですが、今年、多くのOBの方と話す機会がありました。色んな話や考え方に触れ、あの時こうしていたのがこう繋がって今に至るのかとか思うと、脈々と歴史が流れてきたことを感じ、今俺がしていることは2年後3年後に大きく関わるしそれがさらに後代に伝わっていけばなんてことを思うと、すごく不思議な気分になります。大きな流れの一地点に自分が立ってるみたいな。大きな流れなんだけど、自分たちがどうありたいか、どんなチームにしたいかで、この先の流れを決めることができます。引き締まる思いがするし、自分もそのカッコ良い先輩たちのようになりたいし、超えていかないといけないと思います。
 
自分の行動はどう見られるかや、自分の行動が与える影響の重みを考えることって他者がいる以上大事で、自分だけ良ければ、自分が上手くいかないと閉ざす、それでは本当に掴みたいものには届かないのかなと思います。フィールドに立てない以上最後は同期や後輩に想いを託す身である俺にとっては特にこの繋がりって大事なんですが、一人では限界があるのはみんなも同じだと思うので。
 
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目標を達成するために日々様々なことをみんなやっていて、難しいことですが些細なことでも形式化させないことが大切だと思います。それぞれの背景にある意味は、なぜやるのか。突き詰めれば全て学生日本一に繋がってくるはずです。なのにそれを理解せず掲げたまま何となくにしてしまったら。意識しました、努力しました。それはその人の意識や努力の基準に大きく依拠してしまう。結果にコミットしなければ、振り返って足りませんでしたを繰り返すことになってしまうと思います。その積み重ねが、「学生日本一」すら形式化させてしまうような怖さがあります。
 
「学生主体」。あなたは今自分がこのチームの主体だと自信を持って言えますか?うっすら課題に気づいていながら、変わることを恐れ、違うことを恐れ、自分を守ろうとして、飲み込んで大勢に埋もれていませんか?
 
その行動が勝つためであれば、目標に向かったものであれば、それは伝わると思っています。一人一人違いはあれ、そこが指針であるという信頼あればこそです。自分の名で発するというのははじめは勇気がいると思うけど、漠然としていても良い。小さなことでもその違和感や思いを声にせず抱えたり、内輪で共有するのは勿体ない。その一歩を踏み出していければ、全員でより良くできると思います。やってみれば、案外なんてことなかったなって今は思います。
 
何か行動に迷った際、カッコいいと思う方を選ぶのオススメです。哲学というか、センスというか、美学あたりでしょうか。何をどれだけやれば学生日本一になれるかなんて分からない。そもそも相対的なものだし、外的条件はコントロールできない。カッコいいかダサいか、自分やチームに照らし合わせ、カッコいい方を選べば、それが正しい選択になるのかなと思います。それを積み重ねるうち、想いが深まってくるし、次の選択にも生きてくるのかなと。
 
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長くなってしまいましたが、要は学生日本一になりたいです。みんなと、その景色を見たいです。まだ足りない、足りないです。もっと高いところへ。日本一の学生コーチになって学生日本一を掴むその日まで、走り続けます。
勝ちましょう!Go Bullets!
 
 
4年 Bコーチ #15 森山裕行
 

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