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16関東FINAL。眼前に迫る日本一をあと一歩で掴み損ねた先輩達の背中は、僕に目指すべき未来を与えてくれました。
18関東FINAL。フィールドに自分の姿はありませんでした。先輩や同期達の勇姿を声を枯らし見つめることしかできませんでした。
 
2年のときの心境を戒めとして綴ろうと思う。
 
堀さんの下での練習は魅力的だった。教えてくれる、チャレンジさせてくれる、ミスを許してくれる。ポジションを変えたばかりの僕は失うものもなく、良いサイクルを回しながら積極的に毎日を過ごした。
 
8月14日、リーグ戦前日、Aチームに上がりました。青天の霹靂。そしてリーグ戦期真っ只中のAチームは紛れもなく本気だった。僕は真っ先にミスを恐れた、とにかく無難にプレーをしようとした。だけどできるはずもない。なにせ、下手だから。
練習が嫌いになった。克明さんに怒鳴られるのが嫌だった。発展も嫌いになった。自分のミスが晒されるのが辛かった。
こんなメンタリティのやつが怒られるのは当然。克明さんやたいしょーさんは本気で怒ってくれた。そこで変われなかった、自分の中で悪い方向にサイクルを回した。無難なプレーを続ける下手くそが上手くなるはずはなかった。
 
10月、Bチームに降格した。B全日FINAL4では、大事な場面で1on1を抜かれQ途中で代えられた。
こんなやつに残されたポジションなんてなかった。
 
無難なプレースタイルが身に付いたまま3年をむかえた。去年のBリーグが始まる頃、神藤に「サボるな」って言われた。自分で無意識に隠していたことを、人に突かれるのは情けなかった。
 
教訓じみたことを書く気なんて更々ないし、何かを感じてもらいたいとも思わない。2年の最初の頃のように、毎日チャレンジしては凹んで帰る、そんな日々をもう一度胸に誓うための自省録。小早川や森山には負けない。
 
幸運にももう1年チャンスがあります。
あの日憧れた関東FINALの舞台で輝くため、後輩にその背中を見せるため、そして同期とその喜びを分かち合うため。
 
無難な自分は殺す。
 
32期 #39  原大和

 

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