繋ぐ

 
 
怪我ばかりだった1,2年生の頃。
ウィンターもあすなろも出れず、臨海まで行って、同期が先輩たちの声援の中活躍するのを、ベンチの端からただ見ているしかできなかった。「また怪我したの?」って言われるのがすごく辛かった。なんでラクロス部にいるんだろうなって何度も思った。毎日朝来てちょっとリハビリをして壁打ちをしてあとは練習を見ているだけ。全く楽しくない時期が続いた。
 
3年生になってようやく怪我が減って、Bリーグと七帝戦に初めて出た(七帝戦はほとんど試合できなかったけど)。原さんをはじめとした良いコーチ陣に恵まれ、練習で得意なプレーを探すのは楽しかった。秘密特訓にも行かせてもらって、ひたすらシュートを打てたのも良い経験になった。そして試合で、練習してきたシュートを打てて点が取れるとめちゃくちゃ嬉しかった。ようやく少しずつ楽しくなってきた。
 
そして今年。最高学年。
今日まで続けてきたのは、シュートを決めたり、プッシュで相手を倒したり、いいプレーができた時に純粋にラクロスが楽しかったのと、32期でラクロスをしたり話したりすることが楽しかったから。
でも最近思うのは、それだけじゃなくて、怪我に苦しみながらも活躍してきた素晴らしい先輩たちの存在があったから続けてこれたんじゃないかってこと。
 
あの先輩はずっと怪我をしてきたけど、その後怪我を治してリーグ戦で得点を決めて活躍している。
 
そんな過去の事実があることによって、今怪我が多い後輩も早く怪我を治して、活躍しようと前向きな気持ちになれるんじゃないか。
俺は今までリーグ戦に出ることなんか全くできなかったけど、今年こそは絶対に試合に出て活躍したい。そして、活躍できれば大祐とか母良田とか怪我に苦しんでいる後輩の励みになるかもしれない。
今まで先輩に励ましてもらったものを今度は後輩へと繋ぐ気持ちで、最高学年としての責任と気概をもって残り一年闘う。
 
32期 #4 牧野宗太郎
 

TOP