鼓動

 
 
昨シーズンが終わってからの5,6ヶ月は速かった。そして今、私がこの部に入ってから丸3年が経とうとしている。
チームスタッフという目線で、いろんな企画が立ち上がり、終わっていく、その中には一つのシーズンでは終わらないものもあるけど、みんなが色んな肩書き/タスクを与えられ、または作り、チームをまわしている様子を見てきた。
 
使命があって、タスクがあって、肩書きは生まれる。
では「主務」は何をするのか?
 
ずっとその答えがわからなくて、他のあらゆる肩書きの範疇にない仕事?誰かが責任を取らないといけない事に責任を取る人?とか色んな人の言葉を聞いては、自分は何を目指すのか、思いを馳せた。でもやっぱりわからなかった。
誰に期待されてる気もしてなかったけど、自分たちで日本一への道を作り、走り出す同期を見て、置いていかれる怖さ、自分の頭の悪さ、成長の遅さ、それの言い訳を探す醜い自分、色んなものに出会った。
 
咋シーズンが終わってから半年、主務としての半年、胸を張れる取り組みはなかった。でも、自分自身について気づいたことはあった。
 
それは何かにつけて自分が知ろうと思うようになったのが、to doに抜け漏れがないか、日程に無理はないか、とかではなくて
 
そこに魂がこもっているか
やる人が心からわくわくしているか
 
とかいうことだったということ。自覚的なものではなかったし、指摘しなくてはいけない立場だからとかいうだけはなかったと思う。
 
魂なんていうと胡散臭くなりがちの昨今ですが、この部活を貫く理念でしょうか、想いでしょうか
言葉はなんとあれそういうものはあると思っています。
 
そして、4年生として、1人の部員として、
どんな価値観を大事にするか、どんな姿勢を見せるのか
そこに、私がみんなと見たい景色のヒントがあるように思います。
 

sense :
感覚(機能)、(漠然とした)感じ、気持ち、感じ、意識、(美・方向などに対する本能的な)センス、勘、判断能力、(知的・道徳的な)感覚、観念
(出典: Weblio英和辞書より)

 
センスを磨くこと。
今はそれが私にとって違和感のない主務としての深化の仕方なのではと考えています。その先にこそ、チームの根底に流れる想いを選手の力にする事が出来る広報や、練習の雰囲気を作る、という実体が現れるのだと思います。
 
どう転んでもPDCAは回しにくいし、ここに書いてあることを理解してくれる人はほんのわずかでしょう
でもこの肩書きの味わい深さを知り始めている私は、今とてもわくわくしているんだと思う
 
もっと有能な人だったらもっと早く自分の使い方を知り、行動を起こせているのかもしれませんが、
この半年、多分今までで一番みんなを見てきて、この部活で過ごす時間の意味を考えてきて、ようやく気づいたこと。
貫き通す。
 
12月、歴史を刻む、その日まで。
 
 
勝者であれ。
 
32期 MG 石川千華

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