誓い

 
 
スポーツで1番になりたい。
「日本一」という言葉に惹かれ、ラクロス部に入部した。正直この部に入れば誰でも自然と上手くなれて、すぐ試合にも出れるだろうと思っていた。
 
現実は甘くなかった。
1, 2年生。しんどかった。試合に出れない。は?どんな評価してんだよ?わけわかんねーし。
弱かった。自分の非を認めず、人のせいにばかりしていた。そりゃ黒木に人格否定されても仕方ない。
 
3年生。
試合に出るには何か武器が必要だった。ただ、シュートスピードも遅いし、ダッジが切れるわけでもない。そんな自分にも作れる武器はないかと考えた。近くに答えがあった。栗嶋さん。そんなに力入れてないのに薄近ランシューをめちゃめちゃ決めてたのを見て、これだと思った。よくわかんないけど、とりあえず真似して打ってみた。たいしょうさんに入った。いける。こんな感じで右ランシューを手に入れた。
DFの武器も欲しかった。Japanとの練習試合でバックチェックでCTO取りまくってるすげー人がいた。栗嶋さん。Japan相手に落とせる技を武器にできたら最強だと思い、見よう見まねでやってみた。できた。いける。こんな感じでバックチェックを手に入れた。
1, 2年の頃はNCAAのスーパープレーをまねして武器にしようとかやってたけど、自分はそんな器用じゃないし無理だった。自分が出来そうな範囲で目標を定めてまねするほうが自分には向いていた。
 
ランシューとバックチェックを武器に、夏前頃からそこそこ試合でもバリューを出せるようになっていた。しかし、結局大事なシーズンは怪我で何もできず、プレーオフもDFMFとしてしか出ることができなかった。OFをできなかったのはすごい悔しかった。
 
4年生。
無得点ランキング独走中だけど、下を向いている暇はない。今シーズンはチームが勝たなければ意味がない。ただ、前を向いてチームのためにプレーする。
 
 
 
背番号1。
軽くて重い数字。
常に背番号のプレッシャーと戦ってきた。
なんであんなやつが1番継いだのって話している人がいると聞いたことがある。死ぬほど悔しかった。でも、そう言われても仕方なかった。結果を残していないのだから。
「誇り高き1番の伝統を繋いでくれ。」そう言って託してくれた偉大なる先輩を裏切るわけにはいかない。
 
過去の弱い自分はもういない。
絶対に活躍する。俺がチームを勝たせる。
 
俺のプライドにかけて誓う。
 
32期 #1 菅原秀
 

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