俺は天才ラクロッサーでも、物書きでも、講演家でもありません。
感動を与えたり、やる気を喚起することはできないかもしれません。
だから、このコラムは自己満足であり、決意表明になってしまいます。
うまくなりたい。でも何をしてもうまくいかない。
こんな悩みを抱いている人はたくさんいると思うし、どんな先輩も一度は抱いた時期があると思うので、読んで共感してみてください。

おれはジュニア時代、順調に成長できた。
点も入れたし、新人戦もそこそこ働いた。
しかし成長は止まった。

理由はいっぱいあると思う。
一つの得意なオプションにだけ頼っていたか、スピードを意識できていなかったか、
ビデオを見なかったせいでプレーの幅が出なかったか。
とにかくBチーム戦に出ても全く活躍できなかった。
必死に考えて、いろいろ試したけれどうまく行かなかった
歯がゆくて、楽しくなくて、自分の限界を感じて情けなかった。
ほかの二年生でAチームで活躍している奴らを、もちろん羨ましく思った。
活躍は来年からでいいやと思うこともあった。

そんな時がんばろうと思ったきっかけがある。
ミディー会の日、俺はある奴に怒られた。
お前は何をやってんだ、あんなにうまかったのに。
早くAチームに来い。と言われた。
ある先輩にも、お前に期待していると言われた。
マジで自分が情けなくて泣けた。
もっとがんばらなくては、と思った。
でも同時に、友人・ライバル・先輩に期待していると言われ、最高に嬉しかった。
この部に入ってよかった、と思った。
この人たちと日本一になりたい、と思った。
だから必死にがんばりました。
それが報われてAチームに入れたのは、本当に嬉しい。

最近少し調子がいいのは、今まで悩みぬいて頑張って、
少しずつ歯車がかみ合い始めただけだ。
まだまだAチームで通用するものではない。
Aチームに入れたけれども、これは一時のものだ。
まだまだ自信は持てない。
だから今以上にがんばりたい。

そして認められて、リーグ戦に出て、点を入れたい。
点を入れて、主将と抱き合って、うお―って叫びたい。
そのために今はがんばっている。
長いこと今うまくなることだけを考えていたから、
二年後の自分の代のことはまだじっくり考えられてない。
とにかく、すべては今うまくなるために。

本当の本気になれば、いくらでもすべきことは見つかり、できる時間も見つかる。
俺は運動神経ない、
Aチ-ムなんてとても入れない、
日本一なんて無理だろ、
俺の将来にラクロスなんて関係ねえ、
なんて諦めを悟ったり、意地張ったリアリズムを盾にしたりしないで理想を語ろう。
日本一になろう。
叫んで、泣いて、うまい酒飲んで、おかんと大騒ぎして、将来息子に自慢しましょう。
さあ明日も練習だ。

2002/09/12
17期 MF#3 佐藤仁哉

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