<あすなろカップ>
5月2日、3日(土・日) @臨海球技場 


*1日目(予選リーグ)*

東大 vs 東海・明学合同チーム
△2-2 得点者 MF#54上野、MF#99牧野
あすなろカップ初戦、相手は強豪東海と明学という無敵かのような混合チーム・・・。優勝候補との初戦。ここで負けたら全て終わる。雨あられ作戦でシュートを放ちまくるもなかなか決めきれない。先取点を取るも、相手に2得点を決められ窮地に。残り1分AT♯18深澤のナイスチェイスから右上MF♯99牧野にボールがわたり、豪快なスタンシュー!!結果は2-2。初戦からの苦戦だったが、24thBLUEBULLETSの戦いは始まったばかり。緊張のもとでの戦いが続く。

東大 vs 農大・駒沢・明星合同チーム
○8-1 得点者 AT#18深澤×4、AT#55伊藤×2、AT#4? 鈴木、MF#54上野
強敵明治学院・東海合同チームに1-1で引き分けた東大が、決勝トーナメントに進出するためには、第2戦目の駒沢・農大・明星合同チームに大差で勝つことが必要となった。明学・東海合同チームとの直接対決が引き分けだったため、得失点差で順位が決まるのである。第2戦目が始まり、たちあがりは均衡し、4?5分で2-1となかなか点差を広げることができない。しかし、その後は、AT♯18深澤の大活躍をはじめとする、東大の怒涛の攻撃により、終わってみれば8-1で東大の圧倒的勝利に終わる。あとは明学・東海が、駒沢・農大・明星相手に何点取れるかによってすべてが決まることとなったしかし、ここで東海・明学も8-1で勝ってしまい、結局コイントスに命運をたくすこととなった。

東海・明学合同チームと勝ち点、得失点差ともに並んだためにコイントスによる勝敗決めが行われました。
東大 vs 東海 コイントス
○  プレーヤー DF#44松下
さすが主将!としか言いようがない。
→決勝トーナメント進出!!

*2日目(決勝トーナメント)*

・準々決勝
東大 vs 学習院・成蹊合同
○4-3 得点者 MF#54上野×2、AT#18深澤、AT#75成末
開始3分、相手DFのスラッシングによるフリーシュートを、#54MF上野が落ち着いて決めて先制する。次のFOを取ると、#8MF峯村から#18AT深澤、#75AT成末へとうまくパスがつながりクリースシュートをぶち込む。#18のフィードも良く、#75がゴール正面、hazard zoneから確実に決めた。早々から2?0と東大ペースと思いきや、東大DF今大会2度目のファールによるフリーシュートで2-1。OFの機会が得られないまま立て続けに得点を許しあっという間に逆転され2-3に。だがすぐに、フリーシュートを#18が確実に決め同点。その後は東大DFが、#14G新井のナイスセーブもあり失点を許さない。同点のままラスト2分半。ようやくOFの機会を得た東大は焦りの中、果敢にゴールを狙う。ラスト40秒、ゴール右前1on1から相手DF数人をかいくぐって#54がシュート。そのまま試合終了となった。前日に続き苦しい戦いだった。FOと相手ボールGBの支配率の低さも目立ったが、少ないチャンスをものにし、要所で決めた東大の勝ちだった。

・準決勝
東大vs 京都大学
○3-2 得点者 AT#55伊藤、AT#18深澤×2
序盤、ライドの10マンがプレッシャーとなり、相手のパスミスを誘い、ポゼッションを奪う。東大にもミスがあったが、#18深澤、#72沢田がGBへの素早い反応を見せてポゼッションを保つ。試合の動きがあったのは中盤、ゴール左前混戦から#15小西がGBを拾い、#0上野へとパスが繋がり、最後は#55伊藤左手でクリースで決める。その後パスミスからのファーストブレイク、ライド解除の遅れからやはりブレイクで2失点をする。残り時間が5分を切った所で京大がオフサイドでフリーシュート。#18深澤が決める瞬間相手がプッシングで再びフリーシュート。これも深澤が落ち着いて決めて3ー2。その後は一進一退のまま試合が進み、東大リードで試合終了のホイッスル。決勝に駒を進める。

・決勝
東大 vs 早稲田大学
○3-1 得点者 AT#18深澤、MF#33森、MF#54上野
あすなろを締め括る決勝。早稲田は冬の新人戦の準決勝で惜くも敗れた相手である。予選リーグににトーナメントにと波乱続きのあすなろカップであったが、東大に迷いはなかった。「ここで勝ったやつが1番強いんだ。」「こいつらを潰すためにやってきたんだ。」皆の背中がそう語っていた。試合はFOer#22松裏が手元で勝ち取り東大のオフェンスから始まった。今大会得点王のクリアをロンパで成功させた後の#18深澤、オフェンスのパス回しの後#54上野が対面がスライドから戻れずのシュートがそれぞれ決まり、開始5分で2-0でリードした。東大はディフェンスでも安定した固い守りをみせた。数少ない早稲田のオフェンスも完璧な閉じと積極的なスライド、プレッシャーで攻め込むすきを与えず、打ったシュートは#44松下を筆頭にした全力のチェイスでポゼッションを取り返すなどボールへの執念がひしひしと感じられた。相手のフリーシュートで一点入れられるも、後半#33森がリストレ付近から放ったスタンシューがゴールの網を揺らし、臨海を唸らせた。
written by Mizuki Goto