<五月祭試合集客試合 VS早稲田大学>
[東京大学 vs 早稲田大学]
5月30日(土) @御殿下記念グラウンド 14時00分 FACE OFF
 1Q  2Q  3Q  4Q TOTAL
東京大学/ AWAY  3  1  2  2  8
早稲田大学/HOME  1 0  2  0  3

得点者:
#7 渡慶次 道俊 [AT] 1
#11 樋浦 直樹 [AT] 2
#21 塚本 恭将 [AT] 2
#29 田畑 活水 [MF] 1
#36 山脇 学 [AT] 2

1Q
FOチームを有する早稲田に対し、東大は#22松裏をぶつけるが、ファウルで相手にポゼッションを奪われてしまう。 しかし早稲田のパスでの展開からのシュートを#26前野が難なく止め、東大のOFが始まる。 パスミスをするもカバーし、東大がポゼッションを保ち続ける。 すると、早稲田がスラッシングの反則を犯し東大の1分間のEMO。早速チャンスが回ってきた。しかし、なかなかシュートまでもっていけない状態が続く。 このまま相手に守り切られてしまうのかと思ったその時、一瞬の隙をついて、クリースのスペースに飛び込んだ#11樋浦が、#29のパスをゴールにねじ込んだ。 1点リードした東大は、FOで#22松裏がきっちり仕事をこなし、攻撃を続ける。 このQで特筆すべきは、何といってもこの後の#36山脇のプレーであろう。 1on1からの豪快なランニングシュートを相手ゴールにぶち込み1点。再び豪快なランニングシュートを相手ゴールに突き刺し1点。計、2得点の大活躍だったのだ。 会場全体が盛り上がりを見せる中、3−1で、東大2点リードで第1Qが終了した。

2Q
開始早々EMOというチャンスを逃してしまった東大、その後の早稲田の攻撃でピンチにさらされるも、#26前野のセーブ、#53臼井の気迫のチェックで乗り切る。 その後は、パスミスしてもカバーする、ボールを奪われてもライドで奪い返す、そしてポゼッションを保ち続けるという東大らしい攻撃が続く。 そうした中で#7渡慶次がランニングシュートを決め、着実に点差を広げる。 一方、東大DF陣もOF陣に負けず劣らずの活躍を見せる。 早稲田OFにクリース周りを使わせず、外周パスや1on1だけをさせるだけで、相手に思い通りの攻めをさせない。 唯一、ひやっとさせられたのが、2Q終了間際のMDDであったが、トップからの下シューを#26が、ナイスセーブし乗り切った。 結局4−1で、3点リードで前半を終えた。

3Q
開始早々、スタンディングシュートを決められ1点を返される。 その後東大は、5分近く攻め続けるのであったが、なかなかシュートを決めきれないもどかしい間が続く。 そんな状況を打破したのは、#11樋浦だった。 #30原のカムアラウンドがはじかれて枠外に外れていったのを、#11樋浦がカバーし、DFの態勢が整っていない隙をついて、自ら切り込んでショットでスコア。 5−2と再び引き離す。 続くEMOでの攻撃でさらに点差をつけたい東大だが、パスカットされてポゼッションを失ってしまう。 しかしライドがきまり、相手からポゼッションを奪う 。 対する早稲田は第3Q からシュートを積極的に打ってくるようになり、油断ができない状況が続く。 そんな時だった。今まで強固なDFを見せてきた東大DFだったが、相手#67に強行突破されランシューを決められてしまった。早稲田が2点差にせまる。 残り1分半、やってくれたのは、途中出場のこの男だった。#21塚本。 #8上野が打ったシュートがはじかれたのをねじりこみ、貴重な1点をもぎ取ったのである。 そして第3Q終了。 6-3で東大3点リードで勝っているが、試合終了まで勝負はわからない。

4Q
第4Qでも、第3Qで得点した#21塚本が積極的にシュートを狙いに行く。 相手クリア中にライドでボールを奪い、相手DFが崩れているときに#53臼井から#21塚本にうまい具合にパスが通り、きっちりシュートを決めきって7-3となる。 得点後の大事なFOで#22が勝ち、東大に流れを引き寄せる。 #29田畑のすさまじいダッジからの1on1に呼応して、#8上野がピックで、田畑の対面の走るコースをふさぎ、 若干遅れたDFを尻目に#29田畑がそのままランニングシュートを決めきり、8−3。5点リードとなった。 結局この得点が決勝点となり、試合終了。 8−3で東大が早稲田を下した。
written by Shuhei Umemura