≪関東学生ラクロスリーグ戦 1部Bブロック 第2戦≫

東京大学 vs 獨協大学

9月13日(木) @獨協大学せんげん台グラウンド 15時10分 FACE OFF



※グラウンドの詳細はこちら
 1Q  2Q  3Q  4Q TOTAL
東京大学/ HOME   3   3   3   1   10
獨協大学/ AWAY   1   0   3   2   6

得点者:
#0 長谷川 謙 [AT] 1
#7 渡慶次 道俊 [AT] 1
#11 樋浦 直樹 [AT] 1
#19 宮澤 脩一 [AT] 1
#32 高橋 大介 [AT] 2
#54 上野 裕人 [MF] 2
#88 梅津 翔太 [MF] 2

リーグ戦第2戦。 個々の力が強い獨協大学に対し、東京大学がどんな結果で勝つかによって、今後の東大が占われるといっても過言ではない。 大事な一戦が今始まった。


1Q
開始30秒、#0がXからフィードをうけ、押し込んでスコア。 と思いきや、クリースヴァイオレーションでノースコア。 逆に、獨協にクリアからブレークつくられてスコアされて0−1。 獨協に先取点を許してしまう。 しかし3年MF#88梅津のランシュー、2年MF#54上野のスタンシューで一気に逆転する。 さらに、3年MF#50木坂からのフィードを3年#11樋浦が決め3−1とし、 獨協大学を突き放す。 そのまま第1Qが3−1で終了し、いい流れのまま第2Qへつないだ。


2Q
ファールでMDDとなるも4年G#52斉藤の好セーブで、逆に東大が得点のチャンスを得る。 たびたび3年MF#9茂木がゴールを狙うも得点にならなかったが、MD解除後、#88梅津が1on1でDFをかわしそのままシュートを決め、4−1。 その後、FOで4年MF#17伊部が、ファーストブレークを作り、3年AT#0長谷川にはたき、#0長谷川がきっちり決めきってスコア。5−1。 その後しばらく両者無得点の均衡状態となるが、 相手のスラッシングで、東大がEMOとなると、#54上野が本日2得点目の下シューで決め6−1. 大きく引き離す。 獨協大学もシュートを積極的に狙ってくるが、#52斉藤の好セーブで、相手にほとんど得点を許さない。 2Q終了で、6−1.


3Q
2Q最後のファールと、相手がハーフタイムのクロスチェックにひっかかったことで、東大の攻撃が2menアップからはじまった。 3年MF#19宮澤がそのチャンスを生かし、スタンシューを決め、7−1. その後相手2人がFO時のイリプロで、東大は3メンアップとなって、またとないチャンスとなるが、1度もシュートを決めきれないまま、エキマン解除となり、みすみすチャンスを逃してしまう。 しかし、その後4年AT#32高橋がDFの裏を取り、パスをもらって下シューでスコア。8−1. このまま東大の圧勝かと思いきや、徐々に流れが獨協に傾き始めていく。 1on1からのシュートを決められ、8−2. ゴーリーがライドで空けていたゴールに、ロングシュートを決められ、8−3. ブレークでランシューを決められ8−4. この獨協に行きかけた流れを変えたのは、#32高橋だった。 #19宮澤からのフィードをもらい、クリースでシュートを決めて、9−4とし、再びひきなす。 第3Q終了で、9−4.まだ油断はできない。


4Q
プッシングで2メンダウンからという失点のピンチから第4Qは始まった。 マンダウン解除後も再びプッシングでマンダウンとなってピンチは続くが、なんとか切り抜ける。 その後#9茂木がクリア中にDFをかわし、#7渡慶次に絶好のパスを出し、#7が鮮やかにシュートを決め10−4. その後、3年DF#31山下が一人でクリアし、#9茂木にパスを出すも、#9のシュートがゴーリーにはじかれ、#9がそのままクリースヴァイオレーションとなってしまいTOとなってしまう。 相手の攻撃に移り、獨協大学のアタックにカムアラウンドを決められてしまい、10−5。 じわじわと点差をつめてくる。 対して東大は4年MF#28平池のパスカットからブレークを作るも、#0長谷川のシュートが止められ、逆速攻を食らう形となり、相手に1オン1で切り込まれてシュートを決められてしまう。 10−6。4点差に迫る。 このまま東大の得点シーンはもう見られないのかと思われたその時、 #44が、ハーフから、ロングシュートを決めた! とおもいきや、その直前にオフサイドを東大がしていたため幻のゴールとなってしまう。 そのまま両者の得点差は変わらず10−6で東大が勝利した。 勝ちはしたものの、必ずしも自分たちのやりたいことをやり遂げて勝ったというわけではなかった。 今後も負けられない試合は続いていく。 次の相手は、東京理科大学である。

#52 斉藤 健彦(Takehiko Saito)

急成長をしている4年生ゴーリー。 今まで個性の強い先輩ゴーリーの中で頼りなかったものの、今年、4年生としての責任感が彼の成長を後押ししている。 少しずつではあるが一つ一つ積み重ねてきた技術が実を結んできているのだろう。 隠された闘争心を如何に表現できるか、いろいろな面でどの程度リーダーシップをとっていけるかが今後のカギ。



#32 高橋 大介(Daisuke Takahashi)

本日2得点の4年生AT。リーグ戦2試合両方で結果を出している唯一の4年生。 メンタル面で波の激しい選手だったが、戦うメンタリティーが身に付いてきたように見える。 強くなっていく相手たちの中でもしっかり自分らしいプレーを出来るかどうか、引き続き一つ一つ技術を大事にし続けてほしい。




written by Shuhei Umemura