<六大戦 予選Bブロック第2戦>
[東京大学 vs 法政大学]
5月19日(日) @検見川グラウンド 14時00分 FACE OFF
 1Q  2Q  3Q  4Q TOTAL
東京大学/ AWAY  0  0  5  2  7
法政大学/HOME  0  0  0  2  2

得点者:
#11 樋浦 直樹 [AT] 3
#29 田畑 活水 [MF] 1
#30 原 誠宏 [AT] 1
#51 伊東 大地 [AT] 1
#54 上野 裕人 [MF] 1

1Q
六大戦二戦目。 東大は開始早々FOer#10小橋がイリプロを犯し相手にポゼッションを許してしまうが、直後に起こった法政のパスミスを#2中谷が拾いあげ東大のOFとなる。 ところが東大もパス回し中のキャッチミスによるGBを法政#29にとられ、最初のOFを終えてしまう。 そして東大DFでは中谷のスラッシングによりマンダウンを余儀なくされるが、ここを無失点で凌ぐ。 この後も両チームにパスキャッチミスが目立ち、ポゼッションが度々移り変わりながら時間が過ぎていく。 その最中幾度か法政は東大DFの隙をみてシュートを試みるが、#26前野のナイスセーブで得点することはできなかった。 0-0で勝負は2Q以降に続くこととなる。

2Q
はじめのFOでウィングを巻き込んだGBを#19宮澤がスクープしポゼッションするも、東大はまだパスが安定せず再びオフェンスを法政に譲ってしまう。 法政は1on1をかけて強引にシュートをする姿勢をみせるが、東大のDFを上手くかわすことはできずに#26前野にセーブされる。 ここから東大は徐々にパスを安定させ始め、ポゼッションラクロスを展開しながら果敢に攻め始める。 パスを繋ぎ次々にシュートを放ち、チェイスでポゼッションも保持し続けるが、得点を決める一球がなかなか出ない。 結局2Qも得点のないまま終わってしまう。

3Q
試合の半分が終わり、未だ0-0。ロースコアゲームで終わるかと思われたが、ここから東大の猛攻撃が始まる。 東大のポゼッション中、フライしてきたMF#51伊東がボールを持つと同時にすぐさま1on1をかけ、 クリースからスライドが飛んでくるなか強引にシュートを放つとボールは綺麗にゴールに吸い込まれた。 今試合初得点で、東大がリードすることとなる。 さらに次のオフェンスでは#11樋浦がクリース右横からショットしたボールを相手ゴーリーがはじくも、 地に落ちたそのボールを自ら拾い上げた樋浦がそのままショットし得点を決める。2-0。 その次のオフェンスではMF#23今村がゴール裏に対面を引き連れて回りこみ、左上にできた大きなスペースにいた#54上野にボールを繋いだ。 上野はそのチャンスを逃さず、ランシューをきっちり決めた。 勢いに乗った東大はさらに#54上野がクリース右横に顔出しした#11樋浦にパスをはたき、そのまま樋浦がカムでスコア。一気に4-0まで点差を付ける。 圧倒的な攻めを見せ始めた東大はパスミスからのGBでポゼッションを一度法政に奪われクリアされるも、 #37桑名が激しいチェックで落とし#31山下がそれを拾い走り抜いてボールを戻すなど、DFのリズムもどんどんとよくなっていく。 終盤にはゴール裏にいた#11樋浦がクリースからスライドが飛んだところで絶妙なパスをはたき、それを受けた#30原がフリーでクリースシュートを決めた。 東大が法政を圧倒したままに3Qは終了する。

4Q
東大はFOを#51伊東が勝ち、そのボールを得た#29田畑が豪快にダッジを切り、見る者を沸かせるジャンピングシュートをねじこんだ。6-0。 その後法政が底力を見せ、クリースからの顔だしで上手くフィードを出し2点を決めるも、 またも#29田畑が素早いダッジで綺麗に敵を抜き去りランシューを決める。 その後はお互い果敢にシュートを狙うがノースコアのままゲーム終了の笛がなる。 7-2で東大の勝利である。

※予定されていた決勝(対慶応戦)は雨で流れ、優勝チームは決まらないまま六大戦は終わりました。
written by Mizuki Goto