<六大学大会 予選リーグBブロック1戦目>
[東京大学 vs 立教大学]
5月18日(土) @検見川グラウンド 14時00分 FACE OFF
 1Q  2Q  3Q  4Q TOTAL
東京大学/ HOME  0  1  3  6  10
立教大学/AWAY  3  3  0  1  7

得点者:
#7 渡慶次 道俊 [AT] 1
#11 樋浦 直樹 [AT] 3
#18 深澤 健太郎 [AT] 3
#23 今村 翔 [MF] 1
#30 原 誠宏 [AT] 1
#51 伊東 大地 [MF] 1

1Q
FOをグラウンドボールで立教が制し、最初のOFが始まったと思われた瞬間、#16がリストレの右端から打ったスタンシューがふわっとゴールに入る。 東大は開始30秒でまさかの先制を食らった。 巻き返しを図る東大だが、パスミスによって発生したグラウンドボールを立教のゴーリーに取られると、立教MF#4にブレイクを作られまたも得点される。 さらに東大のクリア中立教#23にパスカットされ、セットを組む間もなく失点してしまう。 0−3と最悪の滑り出しで1Qを終える。

2Q
1分間のマンダウンを乗り切るも、またも立教のOF中に立教#77に1on1を抜かれランシューを決められてしまう。 しかしOF時に起こった混戦のグラウンドボールを拾い上げたAT#18深沢がゴールめがけて突き進み、そのままスコアした。 東大のベンチから歓声がわき起こる。しかしすぐには流れを掴みきれず、またも続けざまに立教に2得点される。 1-6と点差が開き、流れを変えられないまま後半戦に突入する。

3Q
2Q最後に東大が犯したスラッシングにより、マンダウン状態で始まる。しかしそこを凌ぐと東大の猛攻撃が始まる。 前半とはうって変わったDFを引きつけつつの素早いパス回しに立教が追いつけず、ここぞばかりにと#23今村の打ったランシューが決まる。 しばらくして東大の攻め入る中、東大のシュートを立教ゴーリー#11がキャッチセーブしたかと思うと、一人で走り抜きクリアを成功させファーストブレイクを作られる。 大きな危機かと思われたが、そのままゴーリーの打ったショットを今度は東大ゴーリー#26前野が止め、すかさずクリアを開始すると逆に東大のブレイクとなる。 クリース脇に待ち構えていた#30原にボールが渡り、再度得点に成功した。 ここで立教に傾いていた流れが完全に変わる。次のポゼッションも#10小橋が手元で勝ち取り軌道にのると、東大はさらに#11樋浦が裏からのランシューを決める。 3連続得点で4-6と点差を2点に縮める。

4Q
東大の反撃は止まらない。またも#11樋浦が立教の2枚のボトムを引きつけながらも裏からの1on1を決め、得点する。 さらに相手のOF中のボールを#31山下がチェックではたき落とし、自ら拾い上げブレイクを作る。 そのままクリースの#18深沢にフィードし、スコア。同点まで追い上げる。 次のFOも#10小橋が勝ち取ると、#11樋浦一瞬が隙をついた#18深澤へのフィードを出し、深澤が左カムを決める。 さらにまたもGBによるクリアから#18深澤から#11樋浦へのパスがつながれ、得点をする。 勢いに乗った東大は#51伊東が右上から1on1で対面を抜くと豪快にランシューを決める。 その後立教に1得点されるも、#7渡慶次が立教のDF陣に包囲されながらもアンダーシュートでとどめをさす。 そこで試合終了。東大は見事な逆転を果たし、試合に勝利した。


written by Mizuki Goto