≪関東学生ラクロス 新人戦サマーステージ 予選Gリーグ≫
第1試合

東京大学vs 立教大学

8月22日(土) @葛西臨海公園 9時30分 FACE OFF


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TOTAL
東京大学/ HOME  1
立教大学/ AWAY  0

得点者:
#3 清水 佑哉 1

新人戦第1日目はアップ時から体力を奪われるほど、気温も湿度も高い日。 絶対に負けられないという緊張の中、25期の初戦が始まった。東大は緊張のせいか、動きが少し硬く、パスミスやショット後のキャッチセーブでのTOが続く。 2年#14G新井の活躍で、相手も点を決めることができず、0−0のまま18分が経過。 そしてついに、クリースでのGBを拾った#3清水がショット、スコア。焦った立教が攻撃を仕掛けるも、東大がそのまま逃げ切り、1−0の勝利で初戦を終えた。

第2試合

東京大学vs 茨城大学

8月22日(土) @葛西臨海公園 10時00分FACE OFF


TOTAL
東京大学/ HOME  8
茨城大学/ AWAY  3

得点者:
#2 竹島 寛朗 1
#15 平野 崇 2
#17 佐伯 愼太郎 1
#42 中村 佑 1
#47 長谷部 脩 1
#48 荻野 仁視 1

予選第1試合に辛くも勝利して、体も少しずつ慣れてきたところ、今度は大差をつけて勝ちたい。 開始早々茨城大のショット、2年G#14新井がキャッチセーブして、そのまま#15平野スコア。その後も#42中村、#48荻野が立て続けにスコアを決める。 しかし、開始4分を過ぎた頃から東大のショットが決まらない。新井がチェイスを取り、ポゼッションも多かったが相手Gに阻まれ停滞する内に、茨城が3点得点して同点。 開始8分後、平野の2回目スコアを機に挽回を開始し、#2竹島もスコア。G新井のナイスセーブやDFのプレッシャーもあり、これ以上得点を許すことはなかった。しかし東大側もミスが多くなり、しばらく得点のない状況が続く。試合終盤では勢いを取り戻し、#17佐伯、#2竹島、#47長谷部が次々に得点、8-3と5点差をつけて東大が勝利した。

第3試合

東京大学 vs 千葉大・上智大合同チーム

8月22日(土) @葛西臨海公園 11時20分 FACE OFF


TOTAL
千葉大・上智大合同チーム/ HOME  2
東京大学/ AWAY  3

得点者:
#15 平野 崇    1
#3  清水 佑哉  1
#66 眞田 章広  1

予選リーグ第三試合の相手は千葉・上智合同チーム。第一・第二試合とも勝利したとはいえ、茨城大に大差をつけて勝利している千葉・上智チームに負ければ予選リーグ突破は難しい。 絶対に負けられない。 FOから発生したGB中、東大のファウルにより早速相手にポゼッションを奪われてしまう。東大はなかなかボールを取り返せないものの、2年♯14G新井の好セーブが続き、相手に得点を許さない。その後東大は何度かOFチャンスを得るが得点には結びつかず、先にスコアを決めたのは千葉・上智チームだった。0-1。 しかし東大の切り替えは早かった。#14G新井からのパスを受けた#17佐伯が#東へパス、さらに東からパスを受けた#15平野がスタンシューを決める。これで1-1。 ここから勢いをつけた東大は#3清水がランシューを決め、続けて#66眞田もスコアを決める。3-1で東大2点リード。開始17分で1点を返されるも、残り3分を守り抜いた東大は3-2で千葉・上智チームに勝利。

予選全勝。25期Bluebullets、決勝トーナメント進出。


≪関東学生ラクロス 新人戦サマーステージ 決勝トーナメント≫
準々決勝

東京大学vs 神奈川大学

8月23日(日) @葛西臨海公園 14時30分FACE OFF


※グラウンドの詳細はこちら


TOTAL
神奈川大学/ HOME  3
東京大学/ AWAY  5

得点者:
#15 平野 崇 1
#28 浦山 卓弥 1
#32 碓井 太朗 1
#66 眞田 章広 1
#97 湯浅 康之 1

決勝トーナメントに進出した2日目は、駆け付けた上級生の大声援の中開始。応援の勢いに乗るように、開始後7分までに#97湯浅、#28浦山、#66眞田、#15平野が次々と得点し、一気に4−0。10分過ぎに1点を奪われるも、東大リードのまま試合は展開する。 しかし18分#42中村のフリーシュートではチャンスを生かしきれず、逆に2点を奪われてしまう。4−3と神奈川が追い上げを見せるが、19分に#32碓井が点を決め、5−3で試合終了。東大は準決勝にコマを進めた。

準決勝

東京大学vs 東洋大学

8月23日(日) @葛西臨海公園 15時30分 FACE OFF


TOTAL
東洋大学/ HOME  2
東京大学/ AWAY  4

得点者:
#15 平野 崇 1
#28 浦山 卓弥 1
#48 荻野 仁視 1
#97 湯浅 康之 1

準々決勝を勝ち残り、決勝トーナメントの2戦目。これで勝てば決勝戦、あと1歩で優勝が見える所まできて、チームの士気もいよいよ最高に達していた。 最初のFOから東大ポゼッションで開始、1度相手ボールになるも2年G#14新井のセーブ、そしてすぐに#15平野の得点。#97湯浅、#28浦山のナイスDFで東洋ボールダウン、#42中村が拾い素早いパス、そして#48荻野のショットでスコアと、流れは好調。 しかし、その直後に東洋のスコアを許す。それからは東大が攻めてショットも多いが、スコアが決まらない時間が長く続く。14分頃には裏からDFを突破され東洋スコア、同点に追いつかれる。 その直後に浦山のスタンシューが決まり再び1点リード。終了間際にはG新井が相手2人からプレッシャーを受けるが、荻野がパスをもらいにいき東大ボールに。最後に湯浅がスコア、4-2で東大の勝利!!

残るは決勝戦 東大vs慶應のみ。泣いても笑っても、次で全て決まる。最後までしっかり自分たちのプレーをしようと、皆の士気はいっそう高まった。

決勝

東京大学 vs 慶應大学

8月23日(土) @葛西臨海公園 16時20分 FACE OFF


TOTAL
東京大学/ HOME  2
慶應大学/ AWAY  5

得点者:
#17 佐伯 愼太郎 2

サマー決勝戦の相手は慶應大学。ここで勝ったチームが優勝する。 勝ちたい。チーム全員の思いを背負い、25期Bulletsは決勝の舞台を走る。 開始5分、慶應のスラッシングによりフリーシュートのチャンスを与えられた東大。#17佐伯がしっかりと決めきり先制してスコアは1-0。この勢いに乗ろうと東大はパス回しからの得点をねらうがなかなか決まらない。東大のミスから慶應にボールを奪われ、スコアされてしまう。1-1で同点。#3清水、#32碓井、#97湯浅は積極的にショットを打つものの得点には結びつかず、しかし#14新井や#28浦山が好DFを見せ慶應にも得点を許さない。このまま後半戦へ。 流れを変えたのは慶應のパスカット。そのままブレイクで慶應がスコアし、流れに乗った相手チームにこのあとも3点を決められてしまう。スコア5-1。 ラスト30秒。チャンスを見逃さなかったのはまたしても#17佐伯だった。#7東からパスを受けた佐伯が正面からシュートして得点。しかし非情にも審判のホイッスルは鳴る。最終スコアは2-5。優勝は慶應のものとなった。

この2日間で、試合ごとに目に見えて成長していった選手たち。しかし勝てなかったことに言い訳はできない。実力が足りなかった。

ウィンター優勝、そしてさらにその上を目指し、25期はリスタートをきる。

#28 浦山 卓弥(うらやま たくや)

キャプテンとして常に声を出し続け、味方を鼓舞した。 派手さはないがGBやDFなどプレーでもチームを引っ張った。 ゴーリー転向後もさらなる統率力を身につけていってくれるだろう。



#48 荻野 仁視(おぎの ひとし)

見事2009年新人戦サマーステージのVPに輝いた。 得点ばかりを狙うのではなく、ゴーリーや味方サイドのこともしっかり見て、しっかりとディフェンスをするプレーが評価された。 これからの試合でもDFを磨いて輝いていってほしい。




written by Ayaka Nishiguchi,Akira Moriya, Sayaka Fujita