1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東京大学 / HOME | 3 | 3 | 0 | 5 | 11 |
法政大学/ AWAY | 1 | 3 | 3 | 1 | 8 |
得点者: #4 牧野 賢 [MF] 1 #15 平野 崇 [MF] 1 #18 深澤 健太郎 [AT] 1 #25 山本 晃右 [AT] 5 #51 上野 裕人 [AT] 2 #72 沢田 匠 [MF] 1 |
《試合概要》
リーグ戦もついに第三戦。相手はOFDF共にフィジカルに長けた法政。油断はならず、絶対に負けられない試合である。
試合開始後、東大は順調な滑り出しで4年AT#25山本や4年AT#51上野を中心に得点を重ね、第2Qの最初には4-1となりリードする。しかし、法政は簡単に差をつけさせてくれる相手ではなかった。切り換えの良さや、東大のクリア中のミスへの素早い反応から簡単にブレイクを作り、東大は三連続で失点してしまい、4-4で同点となる。その後、もう一度流れを取り戻すべく、東大はじっくりとしたOFを再構築し、再び6-4にまで引き離してハーフを迎えた。
東大はこのまま流れを維持したいところであるが、ここで今シーズンのリーグ戦で初の山場が訪れた。第3Qに入り、GBやクリアライドといったのニュートラルで法政に圧倒され、なかなかOFをさせてもらえない。数少ないシュートのチャンスも相手のゴーリーに阻まれてしまう。流れは完全に法政。豪快なダッジやシュートを武器に立て続けに3点決められ、6-8とリードを奪われたまま最終第4Qに突入する。
フィールド、ベンチ、スタンド、全ての空間に緊張が走る。焦りも生まれる。
第4Qも時間だけが流れた。残り時間10分。2点ビハインド。どうにか状況を打開しなけれぱならない中、肝のライドからついに得点を得る。久々に東大が沸いた。そこから今試合で勝率87%を叩き出した4年FOer#22松裏の連勝も手伝い、#25山本を中心に東大は水を得た魚の様にシュートをゴールへぶちこみ続けた。そして試合終了。11-8で東大は勝利を納めた。
しかし、ここで立ち止まれるはずはない。慶應戦までわずか1週間。同ブロック最大のライバルを相手に、東大にはさらなる成長が求められる。激闘!!
《試合経過》
1Q
東京大学 | スコア | 法政大学 |
8分 4年AT#51 上野 スコア | 1-0 | - |
- | 1-1 | 10分 スコア |
12分 4年AT#25 山本 スコア | 2-1 | - |
13分 #51 上野 スコア | 3-1 | - |
- | - | タイムアウト |
EMO 30秒 | - | プッシング |
2Q
東京大学 | スコア | 法政大学 |
1分 #25 山本 スコア | 4-1 | - |
- | 4-2 | 2分 スコア |
- | 4-3 | 4分 スコア |
- | 4-4 | 10分 スコア |
タイムアウト | - | - |
11分 3年MF#15 平野 スコア | 5-4 | - |
13分 4年MF#72 沢田 スコア | 6-4 | - |
- | - | タイムアウト |
前半終了。 |
3Q
東京大学 | スコア | 法政大学 |
クロスチェック、両チームともセーフ。 | ||
- | 6-5 | 8分 スコア |
タイムアウト | - | - |
- | 6-6 | 10分 スコア |
- | 6-7 | 15分 スコア |
- | - | タイムアウト |
4Q
東京大学 | スコア | 法政大学 |
インターフェアランス | - | EMO 30秒 |
- | 6-8 | 6分 スコア |
11分 #25 山本 スコア | 7-8 | - |
12分 #25 山本 スコア | 8-8 | - |
15分 4年AT#18 深澤 スコア | 9-8 | - |
- | - | タイムアウト |
18分 #25 山本 スコア | 10-8 | - |
EMO 60秒 | - | スラッシング |
19分 4年MF#4 牧野 スコア | 11-8 | - |
タイムアウト | - | - |
試合終了。 |
MVP #25 山本晃右(Kosuke Yamamoto/4年AT) OFコーチの原です。 今回は5得点を挙げた山本をMVPに選ぶことにしました。 山本は去年までBチームに在籍しており、得点感覚には優れていたものの、自分がチームを代表して戦い、勝利をもたらすという意識を持てずにいる選手でした。 今年に入ってからも技術的・フィジカル的に苦労していましたが、着実な努力を重ねた結果、大事な場面で点を取ることの出来る選手に成長してくれました。 シーズン中盤に入り、彼のような信頼出来るプレーヤーが一人増えたことは非常に嬉しいです。今後の更なる成長に期待です。 |
VP #51 上野裕人(Hiroto Ueno/4年AT) HCの宮澤です。 法政戦のVPには、4年ATで副将の上野を選びました。 今年からATに転向し、東大オフェンスのリズムを作りつつ、自らも要所で得点できる頼りになる選手となりました。 法政戦でも、2得点4アシストの活躍をし、更に、数字には表れませんが、試合終盤のチームが負けている状況でも積極的にボールを持ち、自分で逆境を打破しようという強い意思を感じることができました。 上野の更なる成長とチームへの働きかけが、今後の厳しい闘いを制するためには必要となるでしょう。 |
VP #22 松裏直樹(Naoki Matsuura/4年MF) FOコーチの小橋です。 法政は実力のあるチームで、負ければ引退という状況の中での試合だったので、かなり緊迫した試合となりました。 その中でも、FOを勝ち続け、チームに流れを作りつづけた松裏をVPに選びました。勝率87%という数字はなかなか出せるものではありまん。彼は今年FOに全力を注ぎ、学生の誰よりも練習しています。それが自信となり実力に結び付いています。 あと2試合厳しい試合が続きますが、松裏はきっと結果を出し、チームを引っ張ってくれるでしょう。 |