≪2011 リーグ戦 FINAL4≫

東京大学 vs 日本体育大学

11月6日(日) @大井第二球技場 12時30分 FACE OFF


 1Q  2Q  3Q  4Q TOTAL
東京大学 / HOME   4   4   2   0  10
日本体育大学/ AWAY   4   1   1   3  9

得点者:
#4 牧野 賢 [MF] 1
#8 峯村 元章 [MF] 1
#18 深澤 健太郎 [AT] 1
#25 山本 晃右 [AT] 5
#51 上野 裕人 [AT] 2

《試合概要》
 11Blue BulletsもついにFINAL4の舞台に立つ日が来た。相手は日本体育大学。07ではFINAL4で敗れ、09でも大敗を喫した相手である。東大の意地をかけて、学生日本一の座をかけて、絶対に負けるわけにはいかなかった。今試合の目玉でもある4年MF#22松裏と日体#7夏目選手のFOで試合は始まった。すぐに両チームのOFの攻め気合いが繰り広げられ、シーソーゲームになった。1Qは4-4と、振り出しのまま終わった。2Qに入ると、東大はGBやクリアといったニュートラルで日体を圧倒し、日体の強力なOF陣を最大限封じ込める。さらに4年AT#25山本の5得点も手伝い、3Qの終わりには10ー6と4点差をつけた。
 しかし、ここで日体相手に勝利を確信できるはずはなかった。4Qでは、ミスを連発する東大を尻目に、日体は急激に勢いを増していった。残り8分で1点入り、残り5分の時点で1点差にまで追い上げられた。それでも東大のミスは減らず、いつ追いつかれてもおかしくなかった。だが、今試合最後のFOで勝ちきり、なんとかポゼッションを保った。青く染められた観客席の大応援団から絶え間ない応援が響くなか、ついに試合終了の笛が鳴った。得点は10-9。東大は逃げ切る形でFINAL進出を決めた。
 FINALの相手は昨年のFINALで敗れた因縁の相手・早稲田大学。今年こそは東大が勝って雪辱を果たし、学生日本一になる。激闘。

《試合経過》
1Q

東京大学 スコア 日本体育大学
- 0-1 4分 スコア
6分 4年AT#25 山本 スコア 1-1 -
EMO 30秒 - ホールディング
- 1-2 8分 スコア
11分 4年MF#8 峯村 スコア 2-2 -
プッシング - EMO 30秒
- 2-3 14分 スコア
17分 4年AT#51 上野 スコア 3-3 -
- 3-4 19分 スコア
19分 #51 上野 スコア 4-4 -


2Q

東京大学 スコア 日本体育大学
2分 #25 山本 スコア 5-4 -
タイムアウト - -
8分 #25 山本 スコア 6-4 -
- - タイムアウト
- 6-5 9分 スコア
13分 #25 山本 スコア 7-5 -
15分 4年MF#4 牧野 スコア 8-5 -
EMO 60秒 - スラッシング
プッシング - EMO 30秒
前半終了。


3Q

東京大学 スコア 日本体育大学
クロスチェック、両チームともセーフ。
- 8-6 7分 スコア
9分 4年AT#18 深澤 スコア 9-6 -
EMO 60秒 - スラッシング
15分 #25 山本 スコア 10-6 -


4Q

東京大学 スコア 日本体育大学
タイムアウト - -
- 10-7 12分 スコア
- 10-8 13分 スコア
タイムアウト - -
- 10-9 15分 スコア
EMO 60秒 - イリーガルボディチェック
試合終了。



MVP
#25 山本晃右(Kosuke Yamamoto/4年AT)

OFコーチの原です。

簡単なミスも目立ちましたが、5得点挙げた山本を文句なしにMVPに選びました。

副将・上野やOF長・深澤といったATの影に隠れ、今ひとつ目立った存在ではありせんでしたが、リーグ戦ではチーム得点王、練習中においても目を見張る得点力を発揮しています。

ゴール周りで多くの武器を持つ彼は相手チームにとって非常に厄介な存在となるでしょう。FINALでも相手DFを翻弄してくれると期待しています。


MVP
#22 松裏直樹(Naoki Matsuura/4年MF)

FOコーチの小橋です。

日体戦のMVPに松裏を選びました。

負けたら即引退という試合において、最初から最後までいつも通りの実力を出し続けた松裏は、接戦となったFINAL4を勝ちに持っていった立役者だと思います。

FINALでも、MVP級の働きをして、必ずチームを引っ張って行ってくれると期待しています。


VP
#8 峯村元章(Motoki Minemura/4年MF)

HCの宮澤です。

VPには峯村を選びました。

峯村は、日体大とのFINAL4で公式戦初得点をしました。練習中からチームの雰囲気を人一倍気にかけているムードメーカーで、彼自身が切望していた得点によってチームの盛り上がりは最高潮となりました。

FINALでも彼が起爆剤となり良い流れを作ってくれることでしょう。


written by Sen Chang