1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東京大学 / HOME | 4 | 4 | 2 | 0 | 10 |
日本体育大学/ AWAY | 4 | 1 | 1 | 3 | 9 |
得点者: #4 牧野 賢 [MF] 1 #8 峯村 元章 [MF] 1 #18 深澤 健太郎 [AT] 1 #25 山本 晃右 [AT] 5 #51 上野 裕人 [AT] 2 |
《試合概要》
11Blue BulletsもついにFINAL4の舞台に立つ日が来た。相手は日本体育大学。07ではFINAL4で敗れ、09でも大敗を喫した相手である。東大の意地をかけて、学生日本一の座をかけて、絶対に負けるわけにはいかなかった。今試合の目玉でもある4年MF#22松裏と日体#7夏目選手のFOで試合は始まった。すぐに両チームのOFの攻め気合いが繰り広げられ、シーソーゲームになった。1Qは4-4と、振り出しのまま終わった。2Qに入ると、東大はGBやクリアといったニュートラルで日体を圧倒し、日体の強力なOF陣を最大限封じ込める。さらに4年AT#25山本の5得点も手伝い、3Qの終わりには10ー6と4点差をつけた。
しかし、ここで日体相手に勝利を確信できるはずはなかった。4Qでは、ミスを連発する東大を尻目に、日体は急激に勢いを増していった。残り8分で1点入り、残り5分の時点で1点差にまで追い上げられた。それでも東大のミスは減らず、いつ追いつかれてもおかしくなかった。だが、今試合最後のFOで勝ちきり、なんとかポゼッションを保った。青く染められた観客席の大応援団から絶え間ない応援が響くなか、ついに試合終了の笛が鳴った。得点は10-9。東大は逃げ切る形でFINAL進出を決めた。
FINALの相手は昨年のFINALで敗れた因縁の相手・早稲田大学。今年こそは東大が勝って雪辱を果たし、学生日本一になる。激闘。
《試合経過》
1Q
東京大学 | スコア | 日本体育大学 |
- | 0-1 | 4分 スコア |
6分 4年AT#25 山本 スコア | 1-1 | - |
EMO 30秒 | - | ホールディング |
- | 1-2 | 8分 スコア |
11分 4年MF#8 峯村 スコア | 2-2 | - |
プッシング | - | EMO 30秒 |
- | 2-3 | 14分 スコア |
17分 4年AT#51 上野 スコア | 3-3 | - |
- | 3-4 | 19分 スコア |
19分 #51 上野 スコア | 4-4 | - |
2Q
東京大学 | スコア | 日本体育大学 |
2分 #25 山本 スコア | 5-4 | - |
タイムアウト | - | - |
8分 #25 山本 スコア | 6-4 | - |
- | - | タイムアウト |
- | 6-5 | 9分 スコア |
13分 #25 山本 スコア | 7-5 | - |
15分 4年MF#4 牧野 スコア | 8-5 | - |
EMO 60秒 | - | スラッシング |
プッシング | - | EMO 30秒 |
前半終了。 |
3Q
東京大学 | スコア | 日本体育大学 |
クロスチェック、両チームともセーフ。 | ||
- | 8-6 | 7分 スコア |
9分 4年AT#18 深澤 スコア | 9-6 | - |
EMO 60秒 | - | スラッシング |
15分 #25 山本 スコア | 10-6 | - |
4Q
東京大学 | スコア | 日本体育大学 |
タイムアウト | - | - |
- | 10-7 | 12分 スコア |
- | 10-8 | 13分 スコア |
タイムアウト | - | - |
- | 10-9 | 15分 スコア |
EMO 60秒 | - | イリーガルボディチェック |
試合終了。 |
MVP #25 山本晃右(Kosuke Yamamoto/4年AT) OFコーチの原です。 簡単なミスも目立ちましたが、5得点挙げた山本を文句なしにMVPに選びました。 副将・上野やOF長・深澤といったATの影に隠れ、今ひとつ目立った存在ではありせんでしたが、リーグ戦ではチーム得点王、練習中においても目を見張る得点力を発揮しています。 ゴール周りで多くの武器を持つ彼は相手チームにとって非常に厄介な存在となるでしょう。FINALでも相手DFを翻弄してくれると期待しています。 |
MVP #22 松裏直樹(Naoki Matsuura/4年MF) FOコーチの小橋です。 日体戦のMVPに松裏を選びました。 負けたら即引退という試合において、最初から最後までいつも通りの実力を出し続けた松裏は、接戦となったFINAL4を勝ちに持っていった立役者だと思います。 FINALでも、MVP級の働きをして、必ずチームを引っ張って行ってくれると期待しています。 |
VP #8 峯村元章(Motoki Minemura/4年MF) HCの宮澤です。 VPには峯村を選びました。 峯村は、日体大とのFINAL4で公式戦初得点をしました。練習中からチームの雰囲気を人一倍気にかけているムードメーカーで、彼自身が切望していた得点によってチームの盛り上がりは最高潮となりました。 FINALでも彼が起爆剤となり良い流れを作ってくれることでしょう。 |