[東京大学 vs 日本体育大学]
関東学生ラクロスリーグ戦 FINAL4
11月15日(土) 大井第二球技場 17時15分 FACE OFF

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大学  0  2  0  3  5
日本体育大学  4  1  3  0  4

得点者:
佐藤真一 [#13 MF] 1
大岡雅和 [#20 AT] 2
北見啓 [#30 AT] 1
清水智史 [#75 MF] 1


1Q
例年のような凍えるほどの寒さにはならなかった。最初のFOはとられる。東大はゾーンDFから入り、じっくり守る。最初のシュート#2松井がナイスセーブ、クリアパスはつながらなかったが#20大岡がナイスカバー、東大のOFが始まる。東大も時間をかけてOFし流れをつかみかけ、試合開始7分#31北見がクリースでパスを受けゴールを決めたかに思われたが、クリースバイオレーション。逆に7分30秒日体にミドルシュートを決められて、先制点を逃す。直後のFOを奪われ、ゾーンDFを作るが、フライして来た相手プレイヤーに気付かずゴールのすぐ右横から決められる。ポゼッションと流れを引き戻せないまま11分、ゴール横からの体を使った1ON1にスライドが間に合わず、下から上の鋭いシュートを決められる。さらに5分、ライド失敗後ハブへのバックが間に合わず、ゴーリーと相手のATとの1対1を決められてしまう。そのまま1Qを終える。


2Q
相手OFから始まるがクリアに成功、東大がナイスOFを続け、26分#14瀬戸からクリースにいた#13佐藤(真)にパスが通りゴール。反撃のノロシを上げる。直後のFOも佐藤(真)がもぎ取り、そのまま大岡が1ON1から得点。得点は2−4そのあとは#29井上らがクリアを成功させOFが続くが、相手のDFをまったく崩せず、東大の得点源である北見・大岡の1ON1も得点までにはいたらず、徐々に流れを失い始める。そして37分、東大のゾーンDFにゴール裏と左横で局所的な2対1を使われ、日体が得点。そのあとは、OF・ゴーリー松井がナイスプレーを見せるが、得点できずに第2Qを終える。

HAL TIME
グラウンドではチアリーダーに主役が移るころ、ロッカールームでは厳しい雰囲気になるが、日ごろのメンタルトレーニングを実践すべく、ヘッドコーチの山口がたとえ話をし、ゲームを楽しむよう諭してプレイヤーの気持ちを落ち着かせた。そして、この時のためにマネージャーが炊いて握っておいた握り飯をほおばり、戦術を確認してグランドへ戻った。

3Q
始まってからDFが続きOFができないまま、44分、ゴール左前からミドルシュートを決められ、その直後同じ場所からもう一点取られる。得点は2−6。ここで、ゴーリーを#88倉地に替え、ATには球回りをよくするために#36立石を投入しリズムを変えようとする。しかし、際どいところでのGBを拾うことが出来ずにDFが続き、48分、またもゴール裏と横で局所的な2対1を使われて日体に得点されてしまう。しかし、グランドボールでは#7松園と#17泉が気迫のマンを見せ、クリアでは#34小西が判断ミスをすることなく何度もOFにボールをつなぎ、#10大路はグランドの端から端まで何人もの日体プレイヤーを抜きながらクリアを成功させた。DFでも#56小山田が相手のクロスを宙に舞わせ、チェイスをとり観客を魅了した。ここまで見てきて、東大の得意とするブレイクOFはほとんど起こせておらず、また、チャンスと思った時もすぐにミスが起こりボールを大切に出来ず、歯がゆい時間帯がおおかった。


4Q
4Q開始してすぐに、61分、ゴール左上からカットしてきた#75清水に右横からのフィードがうまく合わせ得点。そして、ゴーリー松井がクリースからのシュートをセーブしてクリアにつなぎ、東大が流れをつかみ始める。69分、#31北見がパスをもらいながらゴール裏から相手ロングの横をすり抜けてシュートを決めた。得点は4−8。70分の小山田のクリアから大岡へとつないだブレイクから北見がゴーリーとの1対1になたチャンスや、72分、グラウンドボールを拾った#13佐藤(真)がシュートを放つチャンスがあったが、シュートは相手ゴーリーをナイスセーブに阻まれ観客は息を飲んだ。しかし、73分、大岡がグランドボール後そのまま相手を二人抜いてゴールに叩き込む。得点は5−8。タイムアップが迫るがOFはペースを変えずに慎重にいったがパスミスをしてしまう。#17泉がナイスDFでマンダウンDFをしのぐがタイムアップ。Blue Bullets2003は5−8でFINAL4で敗退。