[東京大学 vs 学習院大学]
関東学生ラクロスリーグ戦 1部Aブロック 第2戦
8月20日(金) 江戸川区臨海球技場 14時00分 FACE OFF

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大学  1  0  3  4  8
学習院大学  1  1  2  1  5

得点者:
小林潤 [#0 MF] 1
橋本卓郎 [#5 MF] 1
飯塚洋史 [#13 MF] 1
瀬戸祐介 [#14 MF] 1
鈴木悠太 [#21 AT] 1
北見啓 [#31 AT] 2
平木博道 [#85 MF] 1


1Q
リーグ戦第二戦は快晴のもと、散水直後の臨海グラウンドで開始された。 試合開始のFOは学習院。ゆっくりボールを回しながらのオフェンス。東大はG#88倉地がクリースでのシュートを好セーブするなど守り続けるが、クリアがうまくいかず流れを掴めない。そんななか開始5分、学習院に先制点を許してしまう。 その後のFOから学習院にFBを許すがGのセーブからクリアし、ようやく東大のOFが続くようになる。主将であるAT#31北見の1on1からのショットやMF#15矢島の1on1からMF#16藤井のショットなどで徐々に流れを取り戻す。 そして開始15分、AT#30箕輪のフィードからMF#14瀬戸が得点し1−1の同点に追いつく。次のFOは東大が取り、G#88倉地のセーブや学習院のパスミスなどもあり、東大がボールを支配して1Q終了


2Q
始めのFOは学習院。直後に東大がファウルをし、学習院のEMOとなるが、堅く守って得点を許さない。しかしその後両チームともパスミスなどからターンオーバーを繰り返し、なかなかOFの機会を作れない。 東大はLMF#27寺岡のパスカットからクリアするが、逆に学習院Gにパスカットされ得点できず。ここで学習院がタイムアウト。その学習院のOFを守りきった東大はDF#29井上がクリアするも、セットOF時のパスミスから学習院にFBを許すなど、攻撃できずに時間が過ぎていく。 そのなか、東大のライドが学習院のアドバンシング・ザ・ボールを誘い、久しぶりのOF。しかし東大の1on1は止められ気味で学習院のファウルからEMOとなったあともパスをカットされてしまう。しかしここはカバーする。流れを掴みたい東大はここでタイムアウト。その後は東大が積極的に攻撃を展開し、#0小林のパスからのAT#30箕輪のシュートは一瞬決まったかと思わせたが惜しくもゴール横のネットに当たる。たまらず学習院はクリア後にタイムアウト。 残り時間はわずかであったが、学習院のパス回しからのゴール右前からのシュートにより得点を許してしまう。次のFOも学習院がとり、1−2のままハーフとなる。

3Q
FOは学習院が取り、そこからFBとなるが、G#88倉地がセーブ。その直後、AT#30箕輪のショットを学習院Gがはじき、ゴール前GBとなったところをMF#5橋本がすくいさり、そのまま決めて2−2の同点に追いつく。 次のFOも学習院が取り、東大はDFとなるが、G倉地のスーパーセーブからクリアし、#0小林のパスからAT#31北見が砂嵐に乗じて豪快に打ち込む。これで3−2とこの試合初のリードを得る。 FOは次も学習院。東大はクリア時AT#31北見がこぼれた球をカバーしOFに繋ぐ。しかしその後パスミスからブレイク合戦となり、ボールが落ち着かない。 ようやくボールを確保した東大はMF#13飯塚が1on1から技ありのシュート。開始12分に4−2とする。ここで学習院はタイムアウト。 次のFOも学習院が取るものの、流れを掴んだ東大のDFはいよいよ堅くなり、東大は16分にAT#31北見の1on1からAT#21鈴木へパスが渡り、キレイにゴール。5−2となり、リードがこの試合最大となる。 つぎのFOを#3佐藤ががっちりとキープし、東大のOFに繋げるがターンオーバーから学習院のOFとなりクリースからの得点を許す。残り時間は1分。なんとしても守りきりたいがFOを学習院に取られ、バウンドシュートをねじ込まれ、5−4の1点差にまで詰められて3Q終了。


4Q
開始のFOは東大が取るが押し出され学習院のOFとなる。そして開始2分に1on1からゴールを許し、ついに同点に追いつかれてしまう。 次のFOも学習院が取るが東大は守りきりOFに繋げる。そして開始5分にAT#31北見の1on1からの得点により6−5とし、リードを取り戻す。 FOも東大が確保し、OFするがチェイスをとられたことにより、学習院のOFが続く。しかし東大は堅い守りを見せ、流れを掴みきれない学習院はタイムアウトを取る。その後も学習院のOFが続くが、パスミスからターンオーバーとなりようやく東大のOFとなる。ボールを回しながら攻撃のチャンスをうかがっているとストーリングを取られてしまう。しかしMF#5橋本やAT#21鈴木のショットなどで流れを逃がさない。 そんななか#0小林のゴール右前からのショットがゴールに突き刺さり、残り5分で7−5とする。 次のFOも学習院が取りFBとするがパスミスから東大のOFとなり、さらにEMOとなる。ここで東大はパスミスをしてしまうが、学習院もパスミスをし、東大はGBを確保しMF#14瀬戸のショット後、タイムアウトを取る。 再開後、東大は#0小林がキープし、OFコートを走り回りゴール前に構えていたMF#85平木に鋭いパスが渡る。一瞬の静寂の後、ショットがゴールに突き刺さった。残り1分で8−5とし、試合を決めた。 次のFOは東大が確保するが、チェイスを学習院がとり、学習院のクリア時にルーズボールとなったままタイムアップとなった。



written by Kouya Saito