[東京大学 vs 千葉大学]
関東学生ラクロスリーグ戦 1部Aブロック 第3戦
10月16日(土) 東京大学御殿下記念グラウンド 11時10分 FACE OFF

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大学  1  2  2  1  6
千葉大学  1  0  1  0  2

得点者:
小林潤 [#0 MF] 1
橋本卓郎 [#5 MF] 2
鈴木悠太 [#21 AT] 1
北見啓 [#31 AT] 2


1Q
リーグ戦第三戦は御殿下グラウンドはじめてのホームゲーム。最初のFOはイリプロで相手ボールから試合ははじまるが、パスカットからボールを奪い、#21鈴木(悠)のショットで攻撃の火蓋を切った。惜しくも相手セーブによりゴール前GBとなってターンオーバー、早いスライドで果敢にボールを落としにいくが、これがホールディングをとられ30秒間のMDD。ゴール右前から相手#24のショットで先制を許す。この後相手のパスミスを逃さず、短いパスをつないだクリアでボールをオフェンスコートに運び、#5橋本が1on1で右前から中に切り込み、シュート。同点。直後のFOもイリプロ勝ち、#21鈴木のフィジカルを活かした1on1などで攻撃の手を休めず、ライドもはまってポゼッションを保ち徐々に流れをつかみ始める。


2Q
#39林のFOはファストブレイクのチャンスつくるもボールをこぼすが、相手もミス。両者落ち着かない中、パスカット後のカバーやMFのブレイクバックでこの時間帯も粘り勝った東大。#29井上の激しいプレッシャーでボール落とすも、スラッシングをとられ再びマンダウン。豊富な運動量で千葉#1の枠外シュートのみでしのぐ。Gからのパスミスを#39林の好カバーでオフェンスへと繋ぎ、1Qに続き#0小林、#21鈴木、#5橋本の1on1を中心に攻める。#88倉地のスーパーセーブ連発や、#13飯塚からクリースの#15矢島に鋭いパスを狙うなどリズムをつかみ始めると、#21鈴木の1on1からのショットをカバーした#31北見がカムアラウンドで得点し勝ち越し。クウォーター終了間際の30秒のEMOでは#0小林の左前からのシュートで得点。最高のかたちで前半を折り返す。

3Q
両者イリーガルクロスによる3分間のマンダウン。5対5の状況で幕を開けた後半、はじめのFOはイリプロ勝ち。東大は攻め手を欠きストーリングをとられるも、千葉のパスミスを突き、サイドをかえる得意のロングパスでクリア。今度はこちらがパスミスするも、そのカバーからのブレイクで#14瀬戸から#21鈴木へとつなぎ、4点目。つづいて5点目は#5橋本が左前から左右のスプリットで対面を置き去りにし、ゴール左上に豪快なシュートを突き刺す。DFではたて続きにホールディングをとられマンダウンDFが続くが、#88のセーブで流れを繋ぎ、その後のトランジションも早いバックで集中高め、乗り切るかに見えたが、終了間際ゴール右前でごねられ、スライドではさみながらも振り向きざまのショットで2失点目。


4Q
FOはイリプロ勝ち。この試合何度目か、のストーリングにもあわてずボールをキープしうまい試合運びを見せる。ホールディングによるマンダウンDFをはさむが、#10山本のサルクリから#31北見へつなぎショット。直後、#14瀬戸のインバートからのフィードが通り、#31北見はこの試合2点目。4点差をつけて終盤へ。千葉#19のショットを#44鈴木(宏)が値千金のチェイス。残り時間わずかの千葉のプレッシャーとストーリングでパスが乱れ始めるが、GBをカバーし集中力切らさず、#54日高から#30箕輪へのフィードなど最後まで攻め続けた。



written by Naoki Suefuji