1Q
まず東大のポゼッションから始まる。パスミスや、ゴーリーのセーブなどによりボールを奪われるも、東大の危なげないディフェンスにより、1Qは無失点に抑える。しかし、東大も二度にわたるクリアミスや、シュートがポストに当たるなどしてリズムに乗れず無失点に終わる。
2Q
1Qのつづきで東大、立教どちらも流れを持ってくることができない。立教の#10山本に対するプッシングとさらに選手交代時のイリーガルプロシージャーによって、東大は2メンアップのエキストラのチャンスを得る。ここで、点を取って流れを持ってきたい東大だが一点もとることができず、そしてどちらもこのクウォーターで点をとることができなかった。
3Q
初めて均衡を破ったのは、立教。フェイスオフを立教に奪われ、立教はそのままの流れのセットオフェンスで一点をもぎ取る。しかし3分後にDFコートでグランドボールを拾った#0小林が、逆サイドのハーフコートで待っている#31北見にロングパス、対面のロングをかわし、落ち着いてゴーリーとの一対一を決め、東大待望の初得点を挙げる。10分には、#31北見が再び得点を決めるが、クウォーター終了3分前に立教に点を決められ、このクウォーターは2−2の同点で終わる。
4Q
クウォーター開始5分リストレ2歩前で#14瀬戸が対面をひきつけてそこにできたスペースに#0小林が入ってパスをもらってミドルシュートを決める。14分には、ストーリングになりながらも、#0小林がゴール裏でディフェンスをひきつけて逆サイドゴール前にいる#31北見にパスを出し、シュートを決めスコアを4−2とする。試合終了1分半前に、立教の#7に本日三点目となるシュートを決められ、しかもフェイスオフもとられかなり緊迫した状態になったが、#3佐藤がグランドボールを拾いそしてスラッシングのファールをもらってエキストラとなる。立教も、最後の力を振り絞って全員につめてきたが、またもや#14瀬戸から逆サイドゴール前でフリー(エキストラ中なので)の#0小林にパスがとおり、落ち着いていきめ5−3で立教を制した。
なおこの後の試合で、慶応が千葉に0−5で負け、東大は得失点差の関係で次の法政戦で、15点の差をつけて勝たなければならなくなった。
written by Motohiro Sakamoto