[東京大学 vs 千葉大学]
関東学生ラクロスリーグ戦 1部Bブロック 第1戦
8月19日(金) 臨海球技場グラウンド 11時00分 FACE OFF

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大学  4  6  4  4  18
千葉大学  0  1  2  1  4

得点者:
原健太郎 [#8 MF] 1
山本雄樹 [#10 MF] 2
飯塚洋史 [#13 MF] 4
中村貴俊 [#16 MF] 1
大岡雅和 [#20 AT] 3
箕輪祐介 [#30 AT] 4
岩田政大 [#33 AT] 3


2005年BLUE BULLETSのリーグ戦初戦は、快晴のもと臨海グラウンドで行われた。 相手は、昨年関東学生リーグFINALへ駒を進めた千葉大学である。



1Q
試合開始のFOに#10山本が勝ち、東大のOFから試合が始まった。そして試合開始早々、U-21日本代表でもある#13飯塚のスタンディングシュートが決まり、東大が先制する。その後も東大OFはボールをコントロールし続け、相手にOFをさせない。すると、6分にまたも#13飯塚がシュートを決め、流れは完全に東大のものとなる。次のFOはとられたものの、#44鈴木率いる東大の堅固なDFがしっかり守り、クリアも成功させ、相手に流れを渡さない。好調な東大OFは、#33岩田の1on1からの得点や、主将#30箕輪の得点でさらに点を重ね、1Qを終えて4−0という素晴らしい出だしを見せた。


2Q
Q始まりのFOはまたも東大が勝つが、シュートをセーブされ、すぐに相手ボールになってしまう。ここで東大DFがファールをし、マンダウンDFのピンチ。そして、ゴール右横のシュートを決められ、1点返されてしまう。しかし、次のFOをとられたものの、千葉に効果的なOFを全くさせず、すぐにポゼッションを奪う。すると今年復帰した#20大岡が決め、すぐに引き離すことに成功。その後も#33岩田が1on1からシュートを決めるなど、東大が攻め続ける。その後、このQ2度目のマンダウンのピンチを迎えるが、これをしっかり守ると、大岡がこのQ自身3点目となるシュートを決める。圧巻はQ残り1分からだった。#10山本がスタンディングシュートを決めると、次のFOもブレイクをつくり自分で持ちこみ、ジャンプシュートを決める。山本の活躍で2Qもいい流れで終わり、10−1で後半を迎えることとなる。

3Q
Q開始1分、千葉に点を決められてしまう。しかし、次のFOで東大は勝ち、さらにいきなりエキストラマンOFのチャンス。ここで、#20大岡のナイスフィードを#30箕輪がクリースでしっかり決め、3Qも東大の流れで始まる。6分には、2年生MFの#8原健太郎が左上からの1on1でスイープしてそのままシュート、ゴールを決める。その後、千葉のOFが続くが、東大DFはしっかり守り得点を許さない。#44鈴木もGBのスクープで魅せる。しかし、ついに千葉#20に決められてしまう。次のFOは東大がとり、さらにエキストラのチャンス。ここで、またも大岡→箕輪のホットラインがつながり、このQ3点目。その後も#33岩田が決めるなど、14−3で3Qを終える。


4Q
Q開始早々、エキストラのチャンス。#15矢島がシュートを打つも、惜しくも枠外。しかし、#22江上からのフィードを#30箕輪がクリースで得点。主将は本日4得点目である。東大は攻撃の手を緩めず、#16中村がファストブレイクからの自らランニングシュート、#13飯塚がエキストラのシュートなどを決め、点を重ねる。その後東大OFは攻めるもののなかなかゴールを割ることができない。逆に、千葉は終盤、最後の力を振り絞って攻めてくるが、5年生ゴーリー#29大内のナイスセーブでエキストラでの1点のみに抑える。試合終了間際には、#44鈴木が自ら上がって惜しいシュートを放つなど、最後まで東大のシュートが目立つ試合だった。



written by Atsushi Fujita