[東京大学 vs 東京理科大学]
関東学生ラクロスリーグ戦 1部Bブロック 第3戦
10月2日(日) 東洋大学グランド 9時00分 FACE OFF

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大学  1  1  1  4  7
東京理科大学  0  1  1  0  2

得点者:
橋本卓郎 [#5 MF] 1
原健太郎 [#8 MF] 1
飯塚洋史 [#13 MF] 2
箕輪佑介 [#30 AT] 1
藤田篤 [#45 AT] 1
日高重和 [#54 AT] 1


夏のリーグ戦では2戦快勝。勢いに乗って後半に臨むblue bullets。 季節も変わった快晴の秋空の下、東洋大学グランドにてリーグ戦後半初戦、理科大戦 が始まった。


1Q
初めのFOは10山本。ウィングとよく連携し、ボールを保持。ところがここでOFでミ スが生じ、 理科大へとボールが回る。嫌な流れの中、シュートを打たれるが12水谷がナイス セーブ。 2石井が粘り強い1on1を見せ、そして44鈴木が相手ボールを落とし、そのままク リア。 その後東大パスミスにより起こった理科大クリアも、ライドが劇的に決まり、DFが流 れを引き戻す。 ここから東大、理科大ZONEDFに対し長いポゼッションを得る。 ストーリングを取られながらも13飯塚、33岩田、5橋本、15矢島、54日高と 立て続けにシュートを放つが、 これを理科大ゴーリーが鬼神の如く止め、東大OFに立ちはだかる。 そんな東大OFvs理科大Gの膠着が崩れたのは、残り8分。 堪えられなくなった理科大がたまらずファールを犯し、東大エキストラのチャンス。 そこを13飯塚がゴール左に捻じ込む。1−0。ここからポゼッションの移り変わり が激しくなるが、両者一歩も譲らず1Q終了。1−0。

2Q
FOは10山本。東大OFコートへと掻きだしフリーボールとなる。 ここのGBを54日高がしっかり抑えエキストラのチャンスを得る。そして再び13 飯塚。 バウンドシュートがゴーリーオフスティック中段のスペースへと消え、2−0。 そしてエキストラFOを15矢島がしっかり取る。流れは東大へと傾いていた。 そんな中、理科大がTOを取る。これが効を奏したか、理科大エキマンのチャンスとな る。 しかしここを東大DFがしっかり抑え、オフサイドを誘い、流れを渡さない。残り1 3分。再び長い東大OFが始まる。 まず33岩田が華麗にパスフェイクを決め、ゴールを揺さぶった…かに見えたがこれ はクリースバイオレーション。 そして45藤田の連続GB、8原→22江上シュート、13飯塚シュート、さらに1 5矢島がゴーリーと1対1となるシュート。 最高の流れのOFをするものの、得点には至らない。TOも取りじっくり攻め続けるが、 残り5分半、シュートが理科大ゴーリーにキャッチされ、理科大クリア。 ここは57森の1on1から16中村の高速クリアでしのぐも、徐々に流れは理科大 へ。 そしてついに残り3分、理科大TO後のOFでゴール。2−1。東大一点差に迫られ る。流れの悪い中でのFO。 しかしここは10山本がしっかりと勝利し、大事なポゼッションを得る。このOFでエ キストラのチャンスを得、そのまま3Qへと進む。2−1。

3Q
東大エキストラから始まる。しかし流れの悪さを引き戻すことはできない。 シュートを尽く理科大ゴーリーに阻まれ、理科大が徐々に流れをものにしていく。そ して残り10分。 的確な指示でDFを支えていたDF56浅井をファールで失っている間に被弾。2−2。 同点。 ここから応援、ベンチの力を得、東大の猛攻が始まる。まずFO10山本が相手を寄せ 付けず勝利し、 33岩田×2、8原、45藤田、15矢島、と5連続でシュートを放つ。 」その後のDFもすぐに56浅井が1on1で落とし、ポゼッションを圧倒する。 そして残り2分。その威圧に耐えかねたか、理科大が2人同時にファールを犯す。 このチャンスを5橋本がゴール右へとがっちり決める。 3−2。東大、久しぶりの得点にチーム全体が盛り上がる。そしてここでQ終了。最 高の盛り上がりで最終4Qへ。3−2。

4Q
最終4Q初め、残り18分。15矢島のスタンディングシュートがゴール左上へ叩き 込まれたかに見えたがノーゴール。 ここから激しいポゼッションの奪い合いとなる。東大のミスから理科大クリア。 東大1on1で落とすも、パスミス。理科大クリア。このクリアがオフサイド。東大 ボール。残りは12分。 45藤田が裏からクリースへのフィード。このパスを30主将箕輪がしっかり決め る。4−2。 欲しい得点を主将の力で奪った東大。最高の流れを得、ここからは完全に東大のゲー ムとなる。 FO。8原がFBを作り出し、シュートを放つ。その後、東大マンダウンのピンチを強 固なDF陣が何もさせないまま終わらせると、 残り11分、54日高→クリース45藤田。5−2。さらにエキストラのチャンスを 得る。 このエキストラ中の理科大クリア、それまでゴールに立ちはだかっていた理科大ゴー リーをライドで潰す。 ここのGBを54日高が拾い、無人のゴールへとパス。6−2。何とかしたい理科大 はここでTO。 一進一退の攻防が続くも、残り3分、12水谷がプレスライドに来た理科大AT二人を 華麗にかわしクリアを成功させると、 45藤田→8原の2年生ホットラインが?がる。7−2。 勝負を決定付けたFO10山本が圧勝し、44鈴木がクリア後シュートを放つ。 OFし続けて、45藤田→13飯塚へとパスが回ったところで試合終了の笛。7−2。 緊張感のあるスコア展開を見せたが、最後は5点差を付け東大が勝利を収めた。



written by Hiroshi Tabayashi