夏のリーグ戦では2戦快勝。勢いに乗って後半に臨むblue bullets。
季節も変わった快晴の秋空の下、東洋大学グランドにてリーグ戦後半初戦、理科大戦
が始まった。
1Q
初めのFOは10山本。ウィングとよく連携し、ボールを保持。ところがここでOFでミ
スが生じ、
理科大へとボールが回る。嫌な流れの中、シュートを打たれるが12水谷がナイス
セーブ。
2石井が粘り強い1on1を見せ、そして44鈴木が相手ボールを落とし、そのままク
リア。
その後東大パスミスにより起こった理科大クリアも、ライドが劇的に決まり、DFが流
れを引き戻す。
ここから東大、理科大ZONEDFに対し長いポゼッションを得る。
ストーリングを取られながらも13飯塚、33岩田、5橋本、15矢島、54日高と
立て続けにシュートを放つが、
これを理科大ゴーリーが鬼神の如く止め、東大OFに立ちはだかる。
そんな東大OFvs理科大Gの膠着が崩れたのは、残り8分。
堪えられなくなった理科大がたまらずファールを犯し、東大エキストラのチャンス。
そこを13飯塚がゴール左に捻じ込む。1−0。ここからポゼッションの移り変わり
が激しくなるが、両者一歩も譲らず1Q終了。1−0。
2Q
FOは10山本。東大OFコートへと掻きだしフリーボールとなる。
ここのGBを54日高がしっかり抑えエキストラのチャンスを得る。そして再び13
飯塚。
バウンドシュートがゴーリーオフスティック中段のスペースへと消え、2−0。
そしてエキストラFOを15矢島がしっかり取る。流れは東大へと傾いていた。
そんな中、理科大がTOを取る。これが効を奏したか、理科大エキマンのチャンスとな
る。
しかしここを東大DFがしっかり抑え、オフサイドを誘い、流れを渡さない。残り1
3分。再び長い東大OFが始まる。
まず33岩田が華麗にパスフェイクを決め、ゴールを揺さぶった…かに見えたがこれ
はクリースバイオレーション。
そして45藤田の連続GB、8原→22江上シュート、13飯塚シュート、さらに1
5矢島がゴーリーと1対1となるシュート。
最高の流れのOFをするものの、得点には至らない。TOも取りじっくり攻め続けるが、
残り5分半、シュートが理科大ゴーリーにキャッチされ、理科大クリア。
ここは57森の1on1から16中村の高速クリアでしのぐも、徐々に流れは理科大
へ。
そしてついに残り3分、理科大TO後のOFでゴール。2−1。東大一点差に迫られ
る。流れの悪い中でのFO。
しかしここは10山本がしっかりと勝利し、大事なポゼッションを得る。このOFでエ
キストラのチャンスを得、そのまま3Qへと進む。2−1。
3Q
東大エキストラから始まる。しかし流れの悪さを引き戻すことはできない。
シュートを尽く理科大ゴーリーに阻まれ、理科大が徐々に流れをものにしていく。そ
して残り10分。
的確な指示でDFを支えていたDF56浅井をファールで失っている間に被弾。2−2。
同点。
ここから応援、ベンチの力を得、東大の猛攻が始まる。まずFO10山本が相手を寄せ
付けず勝利し、
33岩田×2、8原、45藤田、15矢島、と5連続でシュートを放つ。
」その後のDFもすぐに56浅井が1on1で落とし、ポゼッションを圧倒する。
そして残り2分。その威圧に耐えかねたか、理科大が2人同時にファールを犯す。
このチャンスを5橋本がゴール右へとがっちり決める。
3−2。東大、久しぶりの得点にチーム全体が盛り上がる。そしてここでQ終了。最
高の盛り上がりで最終4Qへ。3−2。
4Q
最終4Q初め、残り18分。15矢島のスタンディングシュートがゴール左上へ叩き
込まれたかに見えたがノーゴール。
ここから激しいポゼッションの奪い合いとなる。東大のミスから理科大クリア。
東大1on1で落とすも、パスミス。理科大クリア。このクリアがオフサイド。東大
ボール。残りは12分。
45藤田が裏からクリースへのフィード。このパスを30主将箕輪がしっかり決め
る。4−2。
欲しい得点を主将の力で奪った東大。最高の流れを得、ここからは完全に東大のゲー
ムとなる。
FO。8原がFBを作り出し、シュートを放つ。その後、東大マンダウンのピンチを強
固なDF陣が何もさせないまま終わらせると、
残り11分、54日高→クリース45藤田。5−2。さらにエキストラのチャンスを
得る。
このエキストラ中の理科大クリア、それまでゴールに立ちはだかっていた理科大ゴー
リーをライドで潰す。
ここのGBを54日高が拾い、無人のゴールへとパス。6−2。何とかしたい理科大
はここでTO。
一進一退の攻防が続くも、残り3分、12水谷がプレスライドに来た理科大AT二人を
華麗にかわしクリアを成功させると、
45藤田→8原の2年生ホットラインが?がる。7−2。
勝負を決定付けたFO10山本が圧勝し、44鈴木がクリア後シュートを放つ。
OFし続けて、45藤田→13飯塚へとパスが回ったところで試合終了の笛。7−2。
緊張感のあるスコア展開を見せたが、最後は5点差を付け東大が勝利を収めた。
written by Hiroshi Tabayashi