関東学生ラクロスリーグ戦 1部Bブロック 第4戦[ 集客試合 ]
[東京大学 vs 一橋大学]
10月9日(祝) @大井第二球技場 15時40分 FACE OFF
 1Q  2Q  3Q  4Q TOTAL
東京大学/ HOME  4  3  3  3  13
一橋大学/AWAY  0  1  2  3  6

得点者:
#6 吉江 直人 [MF] 1
#9 原 健太郎 [AT] 3
#13 飯塚 洋史 [MF] 2
#20 日高 重和 [AT] 5
#26 伊丹 孝光 [MF] 1
#36 畝川 学 [MF] 1

秋晴れの中BlueBulletsリーグ第4戦対一橋大学との試合が行われた。 集客試合のため多くのOBOG・応援団・家族・友人・恋人が大井第2球技場に集まる。 ただ一つを合唱し、選手紹介。 『勝利』 日本一を目指すため、ただそのために今日の一戦を勝つ。 東大関係者、誰もが80分後の勝利のために、 『自分のやるべきことをやる』



1Q開始 最初のFOは東大のファールのため一橋ボール。しかしオフェンス時間は長く続くことなく東大ボールとなる。試合開始3分はターンオーバーを繰り返し、なかなかボールキープができない。#32高田のパスカットからチャンスを掴んだ東大が先制点!東大5年AT#20日高のシュート。ここで流れをものにした東大は続くFOもとり、3年MF#26伊丹のシュートがきまる。ここで一橋たまらずタイムアウト。試合開始10分にもかかわらず、オフェンス陣は相当汗をかいている。まだまだ暑さとの戦いである。タイムアウトを利用してなんとか流れにのりたい一橋だが、ここで痛恨のファールを犯し、これを4年MF#13飯塚が得意のスタンディングできっちりと決める。この後4年MF#36畝川が藤田からのパスを決め、文句なしの1点を決めた。
1Q終了東大対一橋 4対0

2Q開始 またもやターンオーバーが続き、ボールが安定しない。ここで、東大のタイムアウト。しかしその後チェイスをとられ、一橋ゴールになり、一橋#8にシュートを決められる。ここで流れをつかみたい一橋であったが、すぐに#20日高が得点。流れは断ち切られた。その後両者にエキストラマンオフェンスのチャンスがあったがものにすることはできずなかった。東大はその後3年MF#6吉江・#20日高が得点する。
2Q終了東大対一橋7対1

ハーフタイム。チアリーディングによる華麗なハーフタイムショーが行われた。


3Q開始 一橋のイリーガルクロスにより、3分のエキストラで開始された。しかし、この時に東大もペナルティを犯してしまい、絶好のチャンスを逃してしまった。それでも、やるべきことをやるだけ。またまた#20日高による得点。しかし、そのすぐ後に一橋も得点をあげる。東大に負ければ、あとは日体のみの一橋、東大か日体に勝たなければプレーオフの道は閉ざされる。そんな気持ちからか、気合いの入る一橋。立て続けに得点を決める。この流れを断ち切ったのは3年AT#9原(健)。そしてクオーター終了間際#13飯塚が得点をあげる。
3Q終了 東大対一橋10対3

4Q開始 開始早々一橋が東大のゴールをゆらす。1点ずつ着実に得点を積み重ねたい一橋であるが、7点差は大きい。#9原に点を決められたあと、一橋は2点連取するが、いつもいい流れは即座に断ち切られる。#9原のシュートが一橋に突き刺さる。そして、それに応えて#20日高のシュートも決まる。最後まで試合をあきらめない一橋はタイムアウトをとるが、シュートは宙を切り、試合終了。
東大対一橋13対6

#9原 健太郎(Kentaro Hara)

2Q途中に相手DFと衝突し、一時欠場したものの、3得点。 この試合でも東大の斬りこみ隊長として、躍動していた。 FINAL4、FINAL、全日を勝ち進むためにも 彼には一層の成長を期待している。



#16中村 貴俊(Takatoshi Nakamura)

昨年はディフェンシブMFとして活躍した選手だが、今年は 開幕戦2得点とオフェンス面でも活躍している。 この試合は、オフェンスではあまり奮わなかったが、 それに揺らぐことなく、素晴らしいDFを見せてくれた。





#20日高 重和(Shigekazu Hidaka)

この試合5得点。ゾーンディフェンスにも動じず、 冷静な判断で得点を重ねていったのが印象的。 2人の若い3年生ATと共にチームのオフェンスを牽引することは 容易ではないだろうが、この男ならできる、と信じている。



STAFF 斉藤 康也(Koya Saito)

BLUEBULLETSは多くの縁の下の力持ち達によって支えられている。 スタッフの一人である彼の驚くべき実況は、スカウティングビデオの質を飛躍的に高めてくれる。 今後の戦いに向けて、チームにまた新たな価値を生んでくれることを待ち望んでいる。





勝利をおさめ喜ぶ選手やほっと肩をなでおろす選手がいた。
ファイナル4進出が決まった。相手は早稲田か?慶応か?
両者とも去年東大に敗れシーズンが終わった。
負けられない試合はまだまだ続く。


written by Youko Sumita