2013年度をもって東京大学運動会ラクロス部男子BLUE BULLETSは創部26周年。これは、慶應義塾大学に次いで日本で2番目に早い創部であり、日本ラクロス界において長い歴史を誇る。創部以来、過去2回の学生日本一、5回の全日本選手権出場という成績を残し、学生屈指の強豪校として慶應義塾大学、早稲田大学、日本体育大学、一橋大学といった学生ラクロス界の名門校と王者の座をかけて激闘を繰り広げ、日本のラクロス界を牽引してきた。


 2010、2011ともに、目標「学生日本一」を関東FINALで取り逃がしており、昨年2012年度は端から悔しさも「学生日本一」への執念もこれ以上ないほどに充満していた。夢を実現に至らしめるため、常にその心を問うて行動する、「徹(つらぬきとおす)」という精神のもとで一丸となった。


 リーグ戦を突破し進出したFINAL4の相手は、驚異的な強さでリーグを制してきた慶應義塾大学。
 12BLUE BULLETSはリーグ戦で一度は敗北の苦さを味わいながらも着実に成長を遂げており、十分すぎるほどの士気で以てこの試合に臨んだ。
 試合が始まってみると、やはり慶應義塾大学は強かった。その強敵に我々は互角以上に渡り合い、勝利のイメージは確かにリアルなものとしてそこにあった。しかし前半のリードから一転、後半になると次第に流れは苦しい方向へと向かって行き、ついにこのFINAL4が12BLUE BULLETS最後の試合となった。
 

 2013シーズンが始まり、我々はさらに真の「日本一」へと目線を上げた。学生ラクロスに留まらず、日本ラクロスの頂点を掴み取ってみせると。
 今自分たちがやらねばならない事は何か。それは、「狂奔」することだ。
 無意識に決めた限界など忘れ、ただ我武者羅に闘い続けろ。リミッターを取り払え。
 その先の景色を、皆で見るために。

 2013BLUE BULLETS、狂奔せよ!!