physical長 / 森惇朗



今シーズン、幹部の一人としてフィジカル長を務めることになりました森 惇朗と申します。
よろしくお願いいたします。

東大の最大の武器は洗練された戦術であることは間違いありません。
しかし、その武器を最大限活用するためにはフィジカルの強さも重要になります。
例えば、試合終了まで戦術を遂行するためには80分間走りきれるスタミナが、
また、ポゼッション時間を少しでも長くするためには、
GBを拾う際に当たり負けしない体の強さが必要とされます。
この先、強豪・クラブチームに打ち勝ち、日本一という目標を達成するためには、
フィジカル面においても彼らと同等に渡り合えるくらいにならなければいけません。
そこで、今期はチームの方針としてフィジカル強化にも焦点を当てることとなりました。
永井先生やストレングスコーチと連携をとりながら、
チームが強化すべきポイントとそれを向上させるトレーニングメニューを提示して行こうと思っています。

トレーニングの果たす役割として、体力・身体能力を向上させることはもちろんですが、
もう一つの大きな役割として、チームを一つにする役割があるのではないかと僕は考えています。
トレーニングは必ずしも楽しいものとは限りません。
常に成長し続けるためには自分の限界を超えなくてはいけません。
そこには辛い時もあり、苦しい時もあります。

それを乗り越えるためには、個人の精神力にプラスして周りにいる仲間の支えが必要となってきます。
苦しい時もお互いに声を出して高めあえる、
そういった姿勢がリーグ戦の苦しい局面でも必ず活きるはずですし、
それがBlueBulletsの強みになると信じています。
そのために、時には励まされ、支えられたりしながらも、
率先して声を出しチームを引っ張っていくことが自分の役目だと考えています。
2006シーズン、さらに強く大きくなったBlueBulletsにご期待ください。
ご声援よろしくお願いいたします。


東京大学ラクロス部男子
第19期physical長 森惇朗