真っ向勝負にかける思い


2009年10月10日、東大ラクロス部BlueBulletsは一橋大学に11-2の大敗を喫し、リーグ戦で敗退。
精いっぱいを尽くしたはずのシーズンがあっけなく終わった。

しばらく茫然として、
自分たちは何を見てきたんだろう、何がいけなかったんだろう
そんなもやもやとした思いを抱いて過ごした。

そして、新しいシーズンに目を向け、もう一度走り出そうと決めたとき、
足りないものはいくつも見つかった。


目の前の敵に向き合って、それに打ち勝つ姿勢はあったか。
自分自身が主役になって、チームを勝たせる気概はあったか。
決して楽ではない道と分かっていて、それをどれだけ仲間に求めることができたか。
そして、本当に東大ラクロス部は1人ひとりが自分自身の実力に目を向け、それを正面からぶつけてきただろうか。

すべては、同じことだ。

だから、今年は「学生王者」という大きな目標に向かって、「真っ向勝負」を貫くことに決めた。

目の前の敵に勝つ
自分が勝つ
仲間に求める

その姿勢を貫き、

どんな相手にもどんな局面でも負けない、最高に楽しいラクロスを見せる。

真っ向勝負

それが今年僕らが全うすべき道だ。



2010.08.20

2010年度主将
23期 DF #31 山下 尚志