人間的成長なくして技術の向上なし



「人間的成長なくして技術の向上なし」


この言葉を初めて知ったのは2年生の時

22期のG齊藤さんが言っていたから。


その時は何でもない、よくある名言っぽい言葉だなとしか思わなかった。

(後から知ったんだけど、これはノムさんの言葉らしい)


でもこの部活を4年間やってきた今では

この言葉が真理だと思ってる。



人間的成長とは

心技体の「心」の部分を強くすること。



その「心」のなかでも大事だと思ってるのは

感謝の気持ちと覚悟を決めるっていうことの二つ。



ラクロスばっかやっていることを応援してくれている親

これまでの東大ラクロス部の伝統を作ってきてくださったOBOGの方

試合前たくさんの差し入れを持ってきてくださる保護者、白糸の方

大井のスタンドを全力で盛り上げてくれる応援部



この今ある環境、それを作ってくれた人、支えてくれる人を

当たり前なんかと思わずに

感謝の気持ちを忘れない。



そして

多くの大学は今年のシーズンが終わって

4年生は引退してるこの時期に

本気でラクロスできること、学生日本一を目指せることに

感謝しよう。



そうすれば、感謝の気持ちを持てば


final4で負けて引退すること、この今ある環境が無くなってしまうことが

本気で怖くなってくる。



負ければ

来週には11' Blue Bulletsは終わっていて

練習がもうできないということを考えると怖くなってくる。



そもそも

本当に日体に勝てるのかどうかも不安になってくる。



覚悟を決めるっていうことは

この怖さ、不安から目をそらさず、真剣に向き合って

これを乗り越えて初めてできるんだと思う。

それでこそ激闘。



覚悟を決めよう。



漠然と勝てる気がするって思ってたり、勝ってくれるだろうと信じているのでは

試合中の逆境を跳ね返せない。



フィールドだけじゃなく

スタンドを含めたBlue Bullets全員が

覚悟を決めて

final4日体戦に臨もう。

それが勝負に挑む精神なんだ。



学生日本一になるために、覚悟を決めよう。



2011.11.03

2011年度G長

24期
G #2 新井 正貴