早稲田戦を終えて −責任と決意−
リーグ戦の前日、ある部員からこんなメールをもらった。
スタンドにいるのは正直悔しいですが、
僕の分まで頑張ってください。
応援してます。
すごくうれしかった。
涙がでるほどうれしかった。
それとともに試合に出ることの重み、責任というものを感じた。
自分であったらこんなメールを送れるだろうかと考えた。
そして、スタンドを見てみた。
スタンドは満員で、
一つのボールの行方をみんなが追っていた。
一本のシュートに一喜一憂し、
一個のGBに歓声が沸き起こる。
そんなスタンドを見て、熱い思いを感じた。
でも、同時に、
純粋に応援することができない人も多くいるだろうと思った。
自分自身もそうだった。
自分が試合にでるということは、
その分、試合に出られない人もいるわけで、
悔しい思いをしている人もいる。
身近な存在であればあるほど、そういった思いは伝わってくる。
だから、
応援してくれる人のためにも、
ライバル達のためにも、
自分のためにも、
もう負けるわけにはいかない。
東大のユニを着て試合にでる以上
自分には果たさなくてはいけない責任がある。
敗戦を糧に、
自分は強くなり、
チームは強くならなくてはいけない。
全ての思いを感じながら、
自分はフィールドに立って、
Blue Bulletsに勝利をもたらす。
俺達はここから強くなる。
2007.10.14.
MF長 #26 伊丹孝光